漫画専門学校の選び方を真島ヒロから学ぶ
- 03/31/2015 13:13
意外と大学卒業した漫画家も世の中には多いですが、実は漫画家になるための専門学校がたくさんあるらしい。
(ましまえん)
例えば、フェアリーテイルなどで有名な真島ヒロも、そういった漫画の専門学校に通っていたとか。
そこで真島ヒロを例に漫画の専門学校の選び方を考えてみたいと思います。
じゃあ真島ヒロは漫画の専門学校に通って、何か現在の漫画家人生に役立ったかと言えば、実はそんなことはなさそう。むしろ自身が通っていた漫画の専門学校を酷評。
(ましまえん)
例えば、「マニアばっかりで気持ち悪い・臭い」と一刀両断。気持ち良いぐらいに清々しい。オタクが全員風呂に入ってないということもないんでしょうが、実際遠からず近からずなんでしょうね。
どうしても専門学校は入学するハードルが低い故に、単なる漫画好きが集まってる可能性が高い。マンガというジャンルに限らず、声優の専門学校であれば声優オタク、ゲームの専門学校であればゲームオタクといった具合に。
つまり自分が「マンガの作り手側」になりたいというより、「マンガを楽しみたい側」の気分で通ってる生徒も多いという現実が読み取れそう。
だから「本気で漫画家になりたい」という気持ちがあったら、敢えて専門学校は通うべき場所なのか?という疑問も湧く。
真島ヒロも不満を抱いていた授業内容も、どこまで本気で育成した内容になってるのか。ゲームの専門学校にしろ声優の専門学校にしろ、とりあえず授業をダラダラ受けてたら実力が身に付くということはなさそう。
前述の通り、オタクばかりが集まってるだけ場合が多い。言っちゃえば、それは同好会。語りたいだけのヤツ、趣味を共有したいだけのヤツ、何となく入学してみたヤツ、こういう生徒が周りに多いと精神的に堕落する。夢に溺れたいだけだったら下北沢あたりにでも引っ越ししてれば、きっと極楽天国。
却って漫画の専門学校に通わず、自分一人で頑張った方が良かったんじゃね?パターンも実は多そう。そこで必要なことは「お客様気分ではダメ」という強い意志。カリキュラムがどうこう以前だけども、一番重要な部分じゃないかなと予想。
あと注意したいのが、専門学校を卒業した後の未来。
漫画家になれなかったとしても、つい出版社に就職できたらいいかと考える人もいそう。でも出版社なんてのは典型的な大企業。まさに超難関大学出身者が入社する場所。だから漫画の専門学校から出版社に入学するのは、ほぼほぼ困難。
それはゲームの専門学校でも言える。ただゲームだったら付随するような中小のIT企業などがたくさんあるんですが、漫画となっちゃうと極端に選択肢の幅が狭まる。マンガと関連するような会社を想像しても、ほとんど思い浮かばない。その点では声優の専門学校も覚悟しておくべき。
だから漫画の専門学校ではどういう就職先が多いのかは分かりませんが、もし専門学校を選択する時は、先輩の生徒たちがどういう内定先が得られているのかチェックしておくべき。専門学校だと入学しても卒業まであっという間ですから、入学後にチェックしてるようでは遅い。
そもそも1年2年どこかに通った程度でプロの漫画家になれるんだったら、おそらく誰も苦労はしてない。本気で漫画家になりたいと考えてるなら、卒業後もプロになるための活動は続けなきゃいけない、そういう前提で人生プランは築いておくのがベターかも知れない。
ちなみに漫画考察ブログ・ドル漫の【高学歴】マンガ家の出身大学一覧まとめをご参照。このドル漫の記事では東京大学など有名大学出身のマンガ家一覧を列挙しております。
真島ヒロのような漫画の専門学校は除外してますが、もしマンガ家さんの学歴に興味があればドル漫の記事を参照してみましょう。

例えば、フェアリーテイルなどで有名な真島ヒロも、そういった漫画の専門学校に通っていたとか。
そこで真島ヒロを例に漫画の専門学校の選び方を考えてみたいと思います。
漫画オタクが集まるだけ?
じゃあ真島ヒロは漫画の専門学校に通って、何か現在の漫画家人生に役立ったかと言えば、実はそんなことはなさそう。むしろ自身が通っていた漫画の専門学校を酷評。

例えば、「マニアばっかりで気持ち悪い・臭い」と一刀両断。気持ち良いぐらいに清々しい。オタクが全員風呂に入ってないということもないんでしょうが、実際遠からず近からずなんでしょうね。
どうしても専門学校は入学するハードルが低い故に、単なる漫画好きが集まってる可能性が高い。マンガというジャンルに限らず、声優の専門学校であれば声優オタク、ゲームの専門学校であればゲームオタクといった具合に。
つまり自分が「マンガの作り手側」になりたいというより、「マンガを楽しみたい側」の気分で通ってる生徒も多いという現実が読み取れそう。
お客様気分だとダメ
だから「本気で漫画家になりたい」という気持ちがあったら、敢えて専門学校は通うべき場所なのか?という疑問も湧く。
真島ヒロも不満を抱いていた授業内容も、どこまで本気で育成した内容になってるのか。ゲームの専門学校にしろ声優の専門学校にしろ、とりあえず授業をダラダラ受けてたら実力が身に付くということはなさそう。
前述の通り、オタクばかりが集まってるだけ場合が多い。言っちゃえば、それは同好会。語りたいだけのヤツ、趣味を共有したいだけのヤツ、何となく入学してみたヤツ、こういう生徒が周りに多いと精神的に堕落する。夢に溺れたいだけだったら下北沢あたりにでも引っ越ししてれば、きっと極楽天国。
却って漫画の専門学校に通わず、自分一人で頑張った方が良かったんじゃね?パターンも実は多そう。そこで必要なことは「お客様気分ではダメ」という強い意志。カリキュラムがどうこう以前だけども、一番重要な部分じゃないかなと予想。
専門学校を卒業した後の就職先
あと注意したいのが、専門学校を卒業した後の未来。
漫画家になれなかったとしても、つい出版社に就職できたらいいかと考える人もいそう。でも出版社なんてのは典型的な大企業。まさに超難関大学出身者が入社する場所。だから漫画の専門学校から出版社に入学するのは、ほぼほぼ困難。
それはゲームの専門学校でも言える。ただゲームだったら付随するような中小のIT企業などがたくさんあるんですが、漫画となっちゃうと極端に選択肢の幅が狭まる。マンガと関連するような会社を想像しても、ほとんど思い浮かばない。その点では声優の専門学校も覚悟しておくべき。
だから漫画の専門学校ではどういう就職先が多いのかは分かりませんが、もし専門学校を選択する時は、先輩の生徒たちがどういう内定先が得られているのかチェックしておくべき。専門学校だと入学しても卒業まであっという間ですから、入学後にチェックしてるようでは遅い。
そもそも1年2年どこかに通った程度でプロの漫画家になれるんだったら、おそらく誰も苦労はしてない。本気で漫画家になりたいと考えてるなら、卒業後もプロになるための活動は続けなきゃいけない、そういう前提で人生プランは築いておくのがベターかも知れない。
ちなみに漫画考察ブログ・ドル漫の【高学歴】マンガ家の出身大学一覧まとめをご参照。このドル漫の記事では東京大学など有名大学出身のマンガ家一覧を列挙しております。
真島ヒロのような漫画の専門学校は除外してますが、もしマンガ家さんの学歴に興味があればドル漫の記事を参照してみましょう。