映画やドラマでジャニーズを起用するデメリット
- 04/27/2015 17:17
『暗殺教室』の実写映画が公開されておよそ1ヶ月ぐらい。春休みということもあってかなかなか好調らしく、おそらく最終興収30億円が狙えるラインらしい。さすが暗 殺教室。
そういえば暗殺教室の実写映画は少年ジャンプ誌面でバンバン宣伝されてた。
ただ2015年15号の電子版ではまさかの黒塗り。この理由はシンプルで、主人公・渚役である山田悠介が載ってるから。全面黒塗りだから山田悠介だけが写ってるのかと思いきや、それも違う。
紙雑誌版を見ると、真ん中に少しだけ山田悠介が写ってるだけ。魚肉ソーセージのちょうど増した。ジャニーズ事務所に配慮して一応隠してますが、さすがに山田悠介だけ隠すと不自然だからジャンプ編集部も全塗りしちゃった感じ?
ちなみに何故魚肉ソーセージを使ってるのかは、単に自分が好きだから。そういえば高校時代、お昼には毎食魚肉ソーセージを持って行ってた。そこでついたアダ名が「さかな君」ならぬ「魚肉君」。あまりに定着しすぎて、担任から「魚肉」と呼ばれたときはさすがに困惑しました。
ま、それは置いとき、ジャニーズだけが出しゃばってて、他の共演者や出版社からしたらはたはた迷惑な話。そもそも映画の主役を隠すとかあり得る?
そこでPOTATOといった、いかにもジャニーズが写ってそうな雑誌をAmazonで調べてみた。
すると見事に黒塗り。厳密には少し色を使い分けてるんですが、その意味あるッ!?っていう。せめてまだ赤や黄色といった華やかなカラーは分かりますが、2015年4月号に至ってはグレーの濃淡だけで表現。ひたすらシュールすぎる光景(笑)
これは電子配信ではなく、ただの紙雑誌。アフィリエイトのリンクを貼れば、その表紙の画像をブログやサイトで表示できる。そこまでジャニーズ事務所は徹底してネットメディアで自社のタレントを隠蔽してる。
あのディズニーでもさすがにそこまでやらない。
まだPOTATOやMYOJOはジャニーズタレントで飯を食ってるような雑誌だから、そこまで配慮する理由は分からないでもないですが、他の雑誌とかは別。正直ジャニーズのタレントは、そこまで配慮しなくちゃいけない商品的な価値があるとは思えない。
例えば、ビデオリサーチ調べの視聴率の上位を見ても、ほとんどジャニーズは登場しない。せいぜいスマップの中居だけ。そもそもジャニーズがメインで司会をやってる番組自体が少ないですが。
そこで映画とかも見てみると、2014年に公開された『銀の匙』の実写映画。確か、ジャニーズの誰々が主役をやってた。
http://www.eiga-ranking.com/boxoffice/japan/alltime/total/10.html
でも興行収入が7億円(988位)。
http://www.eiga-ranking.com/boxoffice/japan/
同じ2014年に公開された『好きっていいなよ。』の実写映画は10.3億円。主演は福士蒼汰と川口春奈。それに全然負けてる。ましてや原作マンガだけ比較すれば、圧倒的に『銀の匙』が売れてる。それでもこの差。
もっと言えば、宮崎あおいの『ツレがうつになりまして。』の7.9億円にも負けてるので、所詮ジャニーズなんてこんなもん。別にジャニーズを起用するなとは思わないけど、殺センセー役の二宮和也みたいに声優でもやってるか、大人しくちょい役の脇役でもやってろよ。
別に山田が主役じゃなくても、暗殺教室の実写映画は多分ヒットした。そもそも山田悠介自体が世間的に大して知られてないと思う。もっと言えば嵐以下のジャニーズの知名度なんて、そこら辺のJリーガー以下。
それにも関わらず、冒頭に貼ったジャンプだけじゃなく、フジテレビの公式チャンネルを見ても、他の共演者のインタビューは載ってるのに山田悠介だけ載ってない。二度目ですが、主役を隠すってありうる?
ちなみに先月3月末に書いた暗殺教室に関するYouTubeの記事は、その山田悠介を探してたついでに思いついただけ。
結果を出してるならまだしも、大して視聴率も興行収入も取れないタレント集団が腫れ物のように気を使われてる理由が分からない。雑誌に出演しても大してお金がもらえないんでしょうが、一応は宣伝媒体でもある。映画やドラマに出演したら、その知名度アップに貢献するわけ。それにも関わらず、徹底して露出をしないという選択は正解なのか?
もっと言えば、女の子ファンだってジャニーズをネットメディアなどで見たいはず。まあネットメディアは百歩譲って仕方ないのかも知れないですが、出版社に対してもそういう態度を取るはさすがに傲慢。むしろジャニーズ側は暗殺教室に出させてもらってる立場じゃないでしょうか?
別にジャニーズだけに限った話じゃないですが、ビートたけしやらダウンタウンやらさま~ず。低視聴率で打ち切りになったタレントたちが、何故かその後釜の新番組に再び起用されることも多い。
前述のビデオリサーチ調べでは、そもそも平均視聴率15%を超えてる番組の少なさ。ヘタしたら10%すら超えない。最近のテレビの視聴率の低下はそういった「しょうもない連中同士のしがらみや馴れ合い」にある。最近のテレビは何を作らせてもダメ。硬派なニュースも軟派なバラエティ番組も作れない。裏方も含めてボンクラばっかりで、テレビの電源すらまともに付けない日も多いですからね。
まあとりあえず、山田くんは演技上手いですけど、主役が映画の宣伝を邪魔するとかありえない。言語道断。その点でジャニーズを主役に持ってくるのはデメリットでしかない。
そういえば暗殺教室の実写映画は少年ジャンプ誌面でバンバン宣伝されてた。

ただ2015年15号の電子版ではまさかの黒塗り。この理由はシンプルで、主人公・渚役である山田悠介が載ってるから。全面黒塗りだから山田悠介だけが写ってるのかと思いきや、それも違う。

紙雑誌版を見ると、真ん中に少しだけ山田悠介が写ってるだけ。魚肉ソーセージのちょうど増した。ジャニーズ事務所に配慮して一応隠してますが、さすがに山田悠介だけ隠すと不自然だからジャンプ編集部も全塗りしちゃった感じ?
ちなみに何故魚肉ソーセージを使ってるのかは、単に自分が好きだから。そういえば高校時代、お昼には毎食魚肉ソーセージを持って行ってた。そこでついたアダ名が「さかな君」ならぬ「魚肉君」。あまりに定着しすぎて、担任から「魚肉」と呼ばれたときはさすがに困惑しました。
ま、それは置いとき、ジャニーズだけが出しゃばってて、他の共演者や出版社からしたらはたはた迷惑な話。そもそも映画の主役を隠すとかあり得る?
ジャニーズは全部黒塗り
そこでPOTATOといった、いかにもジャニーズが写ってそうな雑誌をAmazonで調べてみた。

すると見事に黒塗り。厳密には少し色を使い分けてるんですが、その意味あるッ!?っていう。せめてまだ赤や黄色といった華やかなカラーは分かりますが、2015年4月号に至ってはグレーの濃淡だけで表現。ひたすらシュールすぎる光景(笑)
これは電子配信ではなく、ただの紙雑誌。アフィリエイトのリンクを貼れば、その表紙の画像をブログやサイトで表示できる。そこまでジャニーズ事務所は徹底してネットメディアで自社のタレントを隠蔽してる。
あのディズニーでもさすがにそこまでやらない。
まだPOTATOやMYOJOはジャニーズタレントで飯を食ってるような雑誌だから、そこまで配慮する理由は分からないでもないですが、他の雑誌とかは別。正直ジャニーズのタレントは、そこまで配慮しなくちゃいけない商品的な価値があるとは思えない。
ジャニーズのタレント的な価値
http://www.videor.co.jp/data/ratedata/top10.htm例えば、ビデオリサーチ調べの視聴率の上位を見ても、ほとんどジャニーズは登場しない。せいぜいスマップの中居だけ。そもそもジャニーズがメインで司会をやってる番組自体が少ないですが。
そこで映画とかも見てみると、2014年に公開された『銀の匙』の実写映画。確か、ジャニーズの誰々が主役をやってた。

http://www.eiga-ranking.com/boxoffice/japan/alltime/total/10.html
でも興行収入が7億円(988位)。

http://www.eiga-ranking.com/boxoffice/japan/
同じ2014年に公開された『好きっていいなよ。』の実写映画は10.3億円。主演は福士蒼汰と川口春奈。それに全然負けてる。ましてや原作マンガだけ比較すれば、圧倒的に『銀の匙』が売れてる。それでもこの差。
もっと言えば、宮崎あおいの『ツレがうつになりまして。』の7.9億円にも負けてるので、所詮ジャニーズなんてこんなもん。別にジャニーズを起用するなとは思わないけど、殺センセー役の二宮和也みたいに声優でもやってるか、大人しくちょい役の脇役でもやってろよ。
別に山田が主役じゃなくても、暗殺教室の実写映画は多分ヒットした。そもそも山田悠介自体が世間的に大して知られてないと思う。もっと言えば嵐以下のジャニーズの知名度なんて、そこら辺のJリーガー以下。
雑誌は宣伝媒体でもある
それにも関わらず、冒頭に貼ったジャンプだけじゃなく、フジテレビの公式チャンネルを見ても、他の共演者のインタビューは載ってるのに山田悠介だけ載ってない。二度目ですが、主役を隠すってありうる?
ちなみに先月3月末に書いた暗殺教室に関するYouTubeの記事は、その山田悠介を探してたついでに思いついただけ。
結果を出してるならまだしも、大して視聴率も興行収入も取れないタレント集団が腫れ物のように気を使われてる理由が分からない。雑誌に出演しても大してお金がもらえないんでしょうが、一応は宣伝媒体でもある。映画やドラマに出演したら、その知名度アップに貢献するわけ。それにも関わらず、徹底して露出をしないという選択は正解なのか?
もっと言えば、女の子ファンだってジャニーズをネットメディアなどで見たいはず。まあネットメディアは百歩譲って仕方ないのかも知れないですが、出版社に対してもそういう態度を取るはさすがに傲慢。むしろジャニーズ側は暗殺教室に出させてもらってる立場じゃないでしょうか?
別にジャニーズだけに限った話じゃないですが、ビートたけしやらダウンタウンやらさま~ず。低視聴率で打ち切りになったタレントたちが、何故かその後釜の新番組に再び起用されることも多い。
前述のビデオリサーチ調べでは、そもそも平均視聴率15%を超えてる番組の少なさ。ヘタしたら10%すら超えない。最近のテレビの視聴率の低下はそういった「しょうもない連中同士のしがらみや馴れ合い」にある。最近のテレビは何を作らせてもダメ。硬派なニュースも軟派なバラエティ番組も作れない。裏方も含めてボンクラばっかりで、テレビの電源すらまともに付けない日も多いですからね。
まあとりあえず、山田くんは演技上手いですけど、主役が映画の宣伝を邪魔するとかありえない。言語道断。その点でジャニーズを主役に持ってくるのはデメリットでしかない。