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ケンガンアシュラ 10巻11巻 ネタバレ感想| 格闘描写で役立ちそうな演出とは?

『ケンガンアシュラ』10巻11巻のネタバレ感想。原作はサンドロビッチ・ヤバ子、作画はだろめおん。裏サンデーで配信中の格闘漫画。


あらすじ


主人公は冴えないサラリーマン・山下一夫と、十鬼蛇王馬(ときたおうま)。超一流企業がビジネスの将来を賭け、自分たちが雇った武闘家たちで戦わせ合う「拳願仕合(けんがんじあい)」に巻き込まれるというストーリー。

基本的にトーナメント方式で、ひたすら個性豊かなキャラクター同士がとことんボッコボコにしちゃうってだけのマンガ。ストーリー性は良い意味でないっちゃない。拳と拳で語り合うじゃないですが、拳と拳で物語を紡ぎだしてるマンガ。画力もとことん高いので、王道を突き詰めた格闘マンガ。


相撲 VS プロレスラー


10巻は大相撲の横綱・鬼王山(きおうざん)と、プロレスラー・関林ジュンとのバトルが行われる。

ケンガンアシュラ10巻 関林ジュン VS 鬼王山1
(ケンガンアシュラ10巻)
鬼王山は力士らしく突っ張り。

ケンガンアシュラ10巻 関林ジュン VS 鬼王山2
(ケンガンアシュラ10巻)
関林ジュンはプロレスラーらしく投技を展開。

ただここまでだったら定番。でも鬼王山は蹴りを展開。しかもあんな肉体にも関わらず、めっちゃキレイな蹴り。しまいには関林ジュンの髪の毛を掴んで、顔面をタコ殴り。顔面ヘッドバット。

それでも全然倒れない関林ジュン。そこで鬼王山は最終手段。超低空飛行のぶちかまし。まさに「最強の矛 VS 最強の盾」。ただやはり関林ジュンは倒れない。

ケンガンアシュラ10巻 関林ジュン VS 鬼王山3
(ケンガンアシュラ10巻)
そこでラストの決め手が関林ジュンのパワーボム!

力士をこんな体勢で投げるという、まさかの発想。こんなんアリ?しかもそれを描ける作画・だろめおんの画力。そして、関林ジュンの圧倒的なパワー。

格闘マンガやバトルマンガの場合、ストーリー性がないのでページを展開させるのが大変。それでも画力とアイデアだけでここまで展開させるのは、『ケンガンアシュラ』というマンガの醍醐味だと思う。


ムエタイ VS 漁師


11巻からは鎧塚サーパインというムエタイ選手と、賀露吉成というロシア人漁師の対決。

詳細はあまりネタバレしすぎてもあれなので割愛しますが、この対決で記事タイトルにも書いた「格闘マンガに役立ちそうな演出」とがあった。

ケンガンアシュラ11巻 投げ→落とすの間のコマ1
(ケンガンアシュラ11巻)
最初、鎧塚サーパインが賀露に対して、思いっきりミゾオチをドーンと蹴る。思わずグヌヌと苦悶の表情を浮かべる賀露。

ケンガンアシュラ11巻 投げ→落とすの間のコマ2
(ケンガンアシュラ11巻)
ただ次の瞬間、鎧塚サーパインの足をグインと掴んで、上空へ高らかに持ち上げる。

ケンガンアシュラ11巻 投げ→落とすの間のコマ3
(ケンガンアシュラ11巻)
そして、鎧塚サーパインを地面に思いきり叩きつける賀露。

この一連のクダリで注目したいのが、2番目の画像の2コマ目。よくある流れといえば流れなんですが、普通はA(賀露)がB(サーパイン)を持ち上げたら、その次のコマですぐ地面に叩きつけるマンガが多い気がする。

ただ2コマ目のフワッと浮いたサーパイン(B)の画像が、一種のタメの役割を果たしてる。また「どれだけの高さ」に持ち上げられたかという、視覚的な情報も読者に伝えてる。またBの無防備さも伝わる。

このタメのコマがあるからこそ、3番目の地面に叩きつけるコマが更に活きる。ちょっとムダとも思えるコマでも、特にアクションマンガや格闘マンガにおいては実は重要。


ケンガンアシュラ10巻11巻の総合評価


『ケンガンアシュラ』10巻11巻のネタバレ感想ですが、最後の「タメのコマ」の重要さが言いたかっただけの記事。『ケンガンアシュラ』は相変わらず面白いので、特に改めて良い意味で言及することはありません。これぞ異種格闘技戦!と呼べるようなマンガ。メインブログの方で「ケンガンアシュラが面白い格闘漫画だった件| バズマン。」では既に考察済みなのであとで良かったらどうぞ。

ケンガンアシュラ11巻 原作者サンドロビッチ
(ケンガンアシュラ11巻)
あとがきで原作のサンドロビッチが載ってた。ただの毛むくじゃらのオッサンで泣いた。地味に女子だと期待してたのに( ;∀;)
正直、作画のだろめおんだけで成立してるようなマンガだと思ってましたが、サンドロの原作ネームを見るとやっぱり必要な方なのかも。

一応、作画のだろめおんは美術大学出身らしい。詳しくは【大卒】マンガ家の出身大学一覧も参照。

ケンガンアシュラ10巻 ストリートファイターリュウ
(10巻)
そして、ケンガンアシュラ9巻から続いた主人公・十鬼蛇王馬とストリートファイターのリュウとのバトルに決着がつきます。あとストツーといえば、「ウメハラ」というゲーマーが有名らしい。この人を特集したマンガも売ってるので暇があればレビューしたいと思います。

ちなみに、マンガ考察サイト・ドル漫【面白い】ケンガンアシュラがおすすめ格闘漫画すぎるなども併せてご参照ください。既に当ブログはドル漫に引っ越ししており、現在はワンピースなど有名漫画を主に考察しております。

◯展開…★4◯テンポ…★5
◯キャラ…★5◯画力…★5
◯全巻大人買い…★5
◯おすすめ度…92点!!!!


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