【HUNTERxHUNTER】五大厄災の危険度ランキングまとめ【再修正版】

06/05/2016　14:44

冨樫義博バトル漫画

つい先日、『ハンターハンター（HUNTERxHUNTER）』で新たに出てきたのが「五大厄災（ごだい・やくさい）」と呼ばれるもの。ちなみに「五大災厄」ではありません。

この五大厄災の一つが、ゾルディック家の四男・アルカことナニカの存在にも深く関わっているなど、かなり重要な役割を果たしてそうな存在。

そこで今回は、この五大厄災のそれぞれの危険度ランキングを少しまとめてみました。あのキメラアントよりも危険度では高いらしいですが果たしてどうなのか？色々と自分なりの考察も付け加えてみました。

危険生物の評価リスト

（ハンターハンター33巻）
まずは危険生物の評価リストを見たいと思います。

散々困らせてくれた「キメラアント」が危険度でいえば「B」。それにも関わらず、五大厄災たちは軒並みそれを超える「A」か「B+」の連続。具体的にはアイが「A」。ブリオンが「B+」。ゾバエが「B+」。ヘルベルが「A」。パプが「A」。おいおいおいｗｗｗ

キメラアントの評価

（ハンターハンター33巻）
五大災厄の詳細に触れる前に、まずキメラアントの詳細を軽くおさらい的に確認しておきます。キメラアントの凶暴性が「B～C」。数が「B」。繁殖力が「B-1」。破壊力が「A」。確かに凶暴性や破壊力の高さは納得。ただ繁殖力が意外にも「年複数回の繁殖で数が二桁以上」レベルに収まってる事実。あんだけ増えててキメラアントはAじゃねーの？（笑）

ちなみに「B-1」は「Bより少し下がる」という意味ではなく「①のパターン」という意味らしい。コメントで指摘されて確かにシックリ来ました。敢えて冨樫義博にツッコんでおくとしたら、評価リストでは「B-①」といった表記をしておくべきでした。だからこの記事では以降は「B-①」や「A-②」といった表記を使います。

ABCDEの意味

（ハンターハンター33巻）
では、そもそも「A」「B」「C」は何を意味してるのか、その詳細を知らないと意味がありません。サムネイル画像は小さいですがクリックすれば大きくなります。ただ面倒くさいと思うので文字化してみました。【破壊力】のクダリがやや複雑になってます。

まず【人間への凶暴性】。「A」は①積極的に襲ってくる ②その生物の生態が大多数の人間の命を危険に晒す。「B」は条件次第で生物全体がAに近くなる。「C」は①凶暴性は個体差がある ②条件次第で単体がAに近くなる。「D」は①消極的 ②防衛反応的に攻撃することがある。「E」は凶暴性ゼロ。

【数】。「A」は一つの巣や宿主を基に万単位の群れをなす。「B」は数百から数千単位。「C」は十から数十単位。「D」は十未満の一桁。「E」は完全な単体。

【繁殖力】。「A」はすさまじい早さで爆発的に繁殖する。「B」は①年に複数回の繁殖を行い、二桁以上を繁殖する ②条件次第でA並に増殖することもある。「C」は人間並みの繁殖力。「D」は繁殖の間隔が顕著に長く、一度に繁殖する数は少ない。「E」はほぼ増殖しない。

【破壊力】。「A」は①非常に高い確率で死に至り、回避が困難 ②日常生活に支障をきたす、完治困難なダメージを受け、生涯にわたり後遺症が残る。「B」は①回避条件は確定しているが失敗すると深刻なダメージを受け、高確率で死に至る ②生涯にわたって完治困難なダメージを受ける。「C」は①長期の安静と治療が必要となるダメージを受ける。確率は高くないが死に至るケースも有る ②間接的に大多数の人間に悪影響を与える（農作物に対する被害など）。「D」と「E」はささいなダメージなので割愛。気になる方は画像をどうぞ。

ラストは【総合】。「A」は全世界レベルでの協力が必要。早急に殲滅させる必要がある。根本的な解決法がないため、人類はほぼ対策困難。「B」は国単位の協力が必要。早急に殲滅させる必要がある。解決法は確立されているが人類にとってはハイリスク。「C」は自治体レベルの協力が必要。「D」はそこまで危険性は高くない。「E」は一般人への注意喚起程度。

ワンパンマンの「怪人の災害レベル」になんとなく触発された感がある設定と思えなくありません。

ブリオンとゾバエ

ようやくランクの意味が分かった所で、改めて五大厄災の詳細を確認したいと思います。まずは完全に評価が確立されているブリオンとゾバエ。

まずブリオン（B+）は凶暴性が「B（A-①）」。数が「C」。繁殖力が「B-②」。破壊力が「A-①」。凶暴性と破壊力や繁殖力はキメラアントとほぼ同じ。A-①ということで積極的に襲ってくる好戦的タイプらしい。また「条件次第で生物全体がAになる」ってことなので、ほぼほぼ「人類VS全面戦争」に陥る可能性も高そうです。

ただ唯一異なると思われるのが「数」。キメラアントがBに対して、ブリオンは「C」と一桁二桁ほど少ない。でも繁殖力はキメラアントと変わらない。これはどういう事実を意味してるのか？

ブリオンはキメラアント並に繁殖力が旺盛なものの、その後は数十匹単位の組織で動くと考えられ、そしてその組織の数が何十グループ何百グループとあることを意味してると思われます。つまりメルエム一人を倒せば解決したキメラアントとは違って、複数のグループを散り散りに動くので対応するのは更に難しい。

しかもブリオンの繁殖力はキメラアントと同じBですが、よく見るとタイプは②。条件が揃えばA並に繁殖するってことなので、ヘタするとキメラアント以上に増殖する可能性が高そうです。これがキメラアント超えの「B+」を意味してると考えられます。

続いてゾバエ（B+）。凶暴性が「C-①（A-②）」。数が「E」。繁殖力が「B-②」。破壊力が「B-②」。ゾバエは病気に罹った患者ということで、数は単体。とはいえ「条件次第でA」ってことで、繁殖力（感染力）はやや高めと評価できます。また「死なない病気」という触れ込みからも、破壊力は「生涯にわたって完治困難なダメージ（B-②）」に属するのは納得。

唯一ゾバエで気になるのが、凶暴性の「C-①（≒A-②）」。二つの評価が同時にセットされてる珍しい例。C-①は「個体差がある」ということですが、これは患者自身の性格や個性に依存するってことか。A-②は「その生物の行為が大多数の人間の命を危険に晒す」ってことなので、普通の人間としての活動（性行為など？）がその他の人間の命を奪ってしまうと推察されます。

とはいえ総合評価ではどちらも「B+」ですので、一応人類は「何かしらの対応策」を持っているらしい。でもゾバエ病患者への対応を見る限りは、せいぜい「隔離」する程度が関の山か。何とも心もとない人類です。

アイとヘルベルとパプ

最後はアイとヘルベルとパプ。こちらは「数」と「繁殖力」が不明なグループ。

アイ（A）は凶暴性が「A-②」。数が「？」。繁殖力が「？」。破壊力が「A～B」。
ヘルベル（A）は凶暴性が「A-①」。数が「？」。繁殖力が「？」。破壊力が「A-②」。
パプ（A）は凶暴性が「A-②」。数が「？」。繁殖力が「？」。破壊力が「B-①」。

文句なく、どれも全ての総合評価が「A」。地球規模での対応が求められるものの、未だに対策法が確立されていない危険度マックスレベル。

もちろん凶暴性もどれもが「A」クラス。特にヘルベルは問答無用で「A-①」なので極めて好戦的と想像できます。アイとパプのハイブリッド型がキルアの弟・ナニカ（アルカ）だと推察されますが、それ自体は好戦的タイプではなかったとしても人類全体に危険が及ぶという意味では納得のA。

破壊力もヘルベルは「A-②」。「完治困難なダメージを受け、生涯に渡る後遺症が残る」とのことですから、蛇だけに打撃系というより毒といった攻撃を主体としてきそうです。

アイの破壊力は「A～B」、パプの破壊力は「B-①」。アイの破壊力は幅広い評価ですが、これはお願いの中身によって破壊力が異なるからだと推察されます。パプは「回避条件は確定されているが、失敗すると高確率で死に至る」とのこと。パプは「快楽と命の等価交換」という異名があるので、こちらも「何を賭けるか？」によって攻撃のダメージ力が変わってくるのかも。

まさにあまりに凶悪な五大厄災。だからパリストンたちはキメラアントの兵士たちを大量に暗黒大陸に持って行って戦おうとしているのかも知れません。

ちなみに既に当ブログは引っ越し済みのため、続きは【ハンターハンター】五大厄災まとめ【ドル漫】を参照してみてください。今後はそちらの考察記事で新しい情報などは追記予定。五大厄災のフルカラー画像なども追加済みなので読んでみて下さい。

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カテゴリ:少年ジャンプ

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いや、「A-1」はマイナスって意味じゃなくて、「Aの①」のこと。
詳細の1、2の条件のことでしょう。
マイナスやプラスなら右上に小さく表記されるでしょうし。

2016/06/07(19:44)
通りすがり URL
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おそらく

A-1やA-2、B-1等のランクは、危険生物ランク表の①や②に該当すると思う。辻褄合うし。そのランク内の差では無いと思うよ。

2016/06/10(01:17)
名無し URL
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キメラアントは過大評価すぎる

蟻の総合Ｂってのは過大評価だと思います。恐らくＣ圏内で、総合Ｃ+が妥当です。
何故なら蟻はハンター協会が処分できたレベルの相手だったからです。
確かに薔薇とゴンが恐らく使用したパプの力があったからこそ倒せたたのは事実です。
しかし、それでもあの戦況でパリストンの邪魔や十二支の不在を考えるとまだ余力は充分にあって協会が１００％の力と対策を出し切れてなかったのも事実です。
大きな戦力になる筈のゼノとシルバも途中から離脱してましたし、チードルも十二支を討伐隊に呼ばなかった理由が会長は自分で狩りたかったからつまり王と討伐依頼関係無しに一人の武道家としてタイマンをとりたかった。
蟻討伐をやろうと思えばもっとスムーズに行けたのではないか若しくは会長が武道家として勝敗のわからぬ勝負を王としたいからもし自分が負けた時の責任と保険の為に薔薇を仕込んでたのではないかという疑問もあります。
なのでもっと徹底して協会がガチれば蟻は国家レベルの力が無くとも充分に自治体で解決できる相手ではないでしょうか。

2019/12/16(15:55)
jogiriji URL
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すごないマンガがすごい！