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僕のヒーローアカデミア 11巻 ネタバレ感想| ワンフォーオール VS オールフォーワンの結末!!

『僕のヒーローアカデミア』11巻のネタバレ感想。作者は堀越耕平。現在少年ジャンプで連載中のヒーロー漫画。

そういえば最近パソコンを買い替えたと言いましたが、ついでに初めてスマートフォン(XperiaXZ)に機種変更しました。これまでFOMAだったこともあって、LTEの速度に度肝を抜かれてます。どんだけYouTubeが快速で観れるねんと。正直光回線やCATVといった固定回線とか要らねーんじゃね?みたいな。

ちなみに漫画の更新作業が遅かったのは、今更モンストやパズドラにハマっているわけではありません。オワコンのスマホアプリとか全然興味ねーし。パズドラが現在『ブリーチ(BLEACH)』とコラボしてるからとか一切関係ねーしッッッ!!いや本当にマジで!!(;・∀・)

ただいずれ『僕のヒーローアカデミア』もどこぞのスマホゲームアプリとコラボするんだろうなーと思ったり思わなかったり。という、どうでもいい長々とした余談はさておき『僕のヒーローアカデミア』11巻のネタバレ感想を書きたいと思います。キーボードも新しく買い替えたので文章を打つ練習も少しだけ兼ねてます。


死柄木弔は志村奈菜の孫


オールマイトとオールフォーワンが相見えた続き。ただ爆豪勝己がヴィラン連合に囚われてる状態は変わらないので、オールマイトが本領発揮できない状態。

僕のヒーローアカデミア11巻 切島と爆豪
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
そこで主人公の緑谷出久は切島ナントカという生徒の力を借りて、無事爆豪勝己を救出。切島は爆豪と対等な関係を築いてきた悪友だったから、プライドが高い爆豪も「自分が助けられる」ことに素直に同意できた。ヴィランたちはヴィランで上空は意識外だったので、完全に虚を突かれたカタチ。

僕のヒーローアカデミア11巻 オールフォーワンと死柄木弔
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
一方、オールマイトたちが次々と襲来したことで形勢逆転。少なくともヴィラン連合たちは不利な立場に追いやられたことで、オールフォーワンは死柄木弔たちを逃がす。しかし相反するように「君は戦いを続けろ」と別れ際に声をかけるオールフォーワン。

ただオールフォーワンは他人の個性を奪って、誰かに与える能力を持っているのでやっぱり強い。割りと防戦一方のオールマイト。そこでたたみかけるように、オールフォーワンは衝撃の事実を暴露する。

僕のヒーローアカデミア11巻 死柄木弔の秘密
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
それが死柄木弔は「志村奈菜の孫」ということ。志村奈菜はオールマイトの師匠であり、ワンフォーオールの個性を継承してくれた張本人。これまで死柄木弔の打倒のために動いてきたオールマイトだっただけに、それはイコール師匠の血縁者に対して向け続けてきた敵意だったことを知り愕然とする。

胸の内に秘めてきた師匠の「世の中笑ってるやつが一番強い」という言葉も、この時ばかりはオールマイトは体現できなかった。しかしオールフォーワンに破壊されたビルの瓦礫の中から助けを求める市民の声。決して届きはしないが、遠く離れた場所から緑谷出久や爆豪勝己も声援を送る。

僕のヒーローアカデミア11巻 オールマイト
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
オールマイトは「ヒーローは守るものが多いんだよ!だから負けないんだよ!」と再び闘志を燃やして立ち上がる。みんなが笑って暮らせる世の中には、ヒーローという象徴が必要。その象徴こそがオールマイトだった。しかし、その目には涙。

オールマイトは全ての力を出し切って、無事オールフォーワンを撃破。もうマッスルフォームを維持する力すらなかった。市民たちは歓喜に湧くが、カメラに向かってオールマイトが指を指して言う。

僕のヒーローアカデミア11巻 オールマイト 緑谷出久にたくす
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
次は君だ」。明らかにワンフォーオールを継承した緑谷出久に対するメッセージだった。「自分は全ての力を出し切って戦えない。次は緑谷出久が戦う番だ」。それを一言でシンプルで言い表した。

僕のヒーローアカデミア11巻 緑谷出久と死柄木弔
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
しかし、それはオールフォーワンが死柄木弔に当てたものと同じだった。オールフォーワンが逮捕・捕縛されることで、死柄木弔は更なる憎悪を膨らませる。拠り所を失った死柄木弔を「やる」しかなくなった。前述の「君は戦いを続けろ」というメッセージは、負けることで完成した。

そして次世代の正義と悪が動き出す。


雄英高校が全寮制になっちゃうよ


一応、その後のストーリーを簡単にネタバレしておくと、平和の象徴であるオールマイトがおらんようになってヤバヤバですやん。じゃあ、どうしますの?ってことで、生徒たちを全員寮に入れることで強化+安全を守ろうという展開に。

主人公・緑谷出久のママは子供思いだから最初は反対するものの、オールマイトの誠実な土下座を見たことで一転してしぶしぶ快諾。「命に代えないでちゃんと生きて守り育ててください」。

僕のヒーローアカデミア11巻 麗日の部屋
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
閑話休題的に、生徒たちの寮室がそれぞれ公開されたりします。画像は麗日と芦戸。そして、いよいよ必殺技を作ろうぜ的な展開で11巻は終了します。


僕のヒーローアカデミア11巻のツッコミどころ


ということで『僕のヒーローアカデミア』11巻で気になった部分をツッコんでいくよ。もちろん「僕のヒーローアカデミアのどこが面白いか考察した記事」は既にレビューしてるように、基本的に自分は面白いと思ってる読者ですので別にディスりたいわけではありません。

例えばオールフォーワンが捕縛されて特殊拘置所に隔離される場面。オールフォーワンは「ここはどこ?」と尋ねると、そこの刑務官が「見れば分かるだろ!」とここが監獄であることを伝える。

そこでオールフォーワンは「ここはセンサーが多すぎて分からなかった。今まで赤外線という個性で感知してきたから」と、自分は目が見えてなかったことを暗に白状する。そんな不利な状況でもオールマイトを追い詰めたオールフォーワンすげぇやん、という演出。

僕のヒーローアカデミア11巻 オールフォーワンの顔
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
ただオールフォーワンの顔を見たら分かるように明らかに目は隠されてる状態。これを見る限りは、誰しもが何となく目は見えてないことは薄っすら伝わる。だから「実は目が見えてなかった」と言われても意外感に乏しい。もし実は視力がゼロだったと驚かせたいのであれば、オールフォーワンの目はしっかり描くべきでした。せめてグラサン程度の描写は必要だった。

そもそもオールフォーワンに仮に視力がなかったとしてもあれだけのテロを起こしたのだから、自分がどこに連れて行かれるかぐらい何となく察しは付くだろと。しかもいくらオールフォーワンが拘束されてるからと言って、そんな大テロリストを刑務官が一人で護送してるのも不自然。病人(オールフォーワン)を運んでるお医者さん(刑務官)の光景にしか見えなかった。

ちなみに画像はオールマイトにとどめを刺そうと複数の個性を凝縮させてる場面。相変わらず描き込みはすごいです。

僕のヒーローアカデミア11巻 構図
(僕のヒーローアカデミア 11巻)
そのオールフォーワンの攻撃を交わして、オールマイトがカウンターフックを画面にぶちかましてる場面も気になる。画像は見開きページなんですが、やはり構図がいまいち面白くない。ヒーロー漫画だからこそポージングが重要。画像だとどちらの顔も見えないので迫力に欠ける。

オールマイトの「避けた感」をもっと伝えたいのであれば、オールフォーワンの対面からの構図で描けば良かった気がする。右ページにオールフォーワンの巨大な拳とオールマイトの後頭部をチョロっと描いて、左ページにはオールマイトの拳と殴られて歪んだオールフォーワンの顔。これだと迫力が更に出た気がする。

あと5年前と現在のオールフォーワンの見た目などの違いに対するオールマイトの反応も欲しかった。もっとそこでドラマを描けたのではないか。久しぶりに因縁の相手と遭遇した割に、かなりアッサリしてた印象を受ける。コイツラ一週間前にも会ってんじゃね?的な雰囲気がしてもったいない。

そもそもオールフォーワンはオールフォーワンなのに、ワンフォーオールはオールマイトっていう呼び名の使い分けが分かりづらいなど、まだまだ言い足りないことがありますが今回はこのへんで。ちなみに『僕のヒーローアカデミア』12巻のネタバレ感想は既にレビュー済み。


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