刃牙道 15巻 ネタバレ感想| 本部以蔵がまさか宮本武蔵に勝利かッッッ!?
- 01/17/2017 17:13
『刃牙道』15巻のネタバレ感想をレビュー。作者は板垣恵介。少年チャンピオンで連載中の格闘漫画。「刃牙道が面白い| バズマン」という考察記事はアップ済み。刃牙道のアニメ化も始まったらしい。
他にも「HUNTER x HUNTERが面白い」や「キングダムが面白い」や「蜘蛛ですがなにか?が面白い」という考察記事もアップロード済みなので良かったらどうぞ。ガチで面白い人気おすすめ漫画2017というランキング記事も書いてます。
この15巻のメインディッシュは宮本武蔵と本部以蔵の戦い。結論から書くと、本部以蔵が意外と善戦。さすがにここまで展開を引っ張って引っ張った甲斐があります。
15巻直前ではタバコと酒を持って登場した本部以蔵。それを宮本武蔵にプレゼントフォーユー。ただし、そのタバコと酒にはガッツリとフグ毒が塗られてる。「本部以蔵、姑息すぎやんwww」と思っちゃいますが、そんなことでもしなきゃ勝てないのが宮本武蔵。
しかし、それを臭いだけで見抜いてしまう宮本武蔵。お前は警察犬か。ジャック・ハンマーには通じた、本部以蔵がくわえていたタバコをプッと吐きかける奇襲作戦も失敗。そこで本部以蔵はどうしたか。
(刃牙道 15巻)
フグ毒入りの酒瓶で思いっきりど突く。しかも意外と効いてるー!そしてとどめを刺すように、本部以蔵は更に倒れ込んだ宮本武蔵に爆薬を投げつける。まさに容赦なし。
もちろん傷一つつかない宮本武蔵だったものの、本部以蔵は宮本武蔵の愛刀と鞘を奪う。そんなものを奪ったところで形勢逆転とはならないのが宮本武蔵。でも本部以蔵には考えがあった。そのまま愛刀だけを投げ返すと、曲芸のように掴む宮本武蔵。
(刃牙道 15巻)
次に鞘を投げ返すと宮本武蔵は愛刀にそのまま収めようとするものの、まさかの大爆発ーーー!どこで爆薬を仕掛ける暇があったのかって感じですが、これぞ本部以蔵イリュージョン。今後はキャラ名をDaigo風に「Motobe」に改名すべきでしょう。
(刃牙道 15巻)
そして追い打ちをかけるように、某宍戸梅軒のように鎖鎌(分道)で攻撃する本部以蔵。この動きがムダにカッコ良すぎて、正直本部以蔵ごときにはもったいない。軽やかにステップを踏むダンサーのよう。
ただ宮本武蔵は宮本武蔵。本部以蔵は本部以蔵。追い詰めることはできても、所詮は知れてる。
(刃牙道 15巻)
本部以蔵が鎖を宮本武蔵の愛刀に巻きつけて奪おうとするものの、宮本武蔵はたかだか小指と薬指だけで対応。「さて」と全く意に介さず。どんだけ実力差があんねん、と無力感だけ感じさせます。
(刃牙道 15巻)
宮本武蔵は何度攻撃されてもほとんど屈服することはなく、本部以蔵に対してただ一言。「武士の顔面に印した深手をなにをもってあがなう?」とニタリ。怖ぇぇよ。画像をアップにすると細かくヒゲが書き込まれているのが伺えます。無造作な無精髭感を出すのも意外と大変そうです。
(刃牙道 15巻)
そして本部以蔵の急所を次々とバッサバッサ。本部以蔵のドチャっと倒れ込む姿がリアル。そして宮本武蔵の表情はコレである。もはやフルボッコとはこのこと。烈海王のように本部以蔵も凶刃に倒れるのか。
ただ本部以蔵はそこで終わらない。主人公・範馬刃牙が「勝負アリだ!止めろ!」と絶叫。それを聞いた宮本武蔵がそれに気を取られた瞬間、宮本武蔵にタックル。
(刃牙道 15巻)
そして千切れかけの手足をもろともせず、自分の左腕に必死に噛み付いて、宮本武蔵にチョークスリーパー。さすがにここまでガッツリ決められると為す術もないのか、宮本武蔵は舌をベロンと出して完全に失神。
まさかの本部以蔵の大逆転、まさかの本部以蔵が本当に他のキャラクターたちを守護ってしまった…という結末。
確かに違和感も残るオチ。本部以蔵は烈海王にすら遠く及ばない。それにも関わらず、何故宮本武蔵を追い詰めることができたのか。誰しも疑問に思うことでしょう。
ただ本部以蔵は弱すぎるがゆえに、宮本武蔵は手心を加えた。決して余裕シャクシャクではなかったものの、宮本武蔵にとってはあくまで「練習試合」の一環。烈海王のときのように「本気」ではなかった模様。それが15巻でこういう結末に至った模様。
それ故に本部以蔵は「勝利を脅かす存在にはなれた…だが…生命を脅かす存在にはなれず」と悔しそうな表情を浮かべる。そして「この先をやってみるかい」と宮本武蔵に発破をかけるものの、
(刃牙道 15巻)
宮本武蔵は「ありがとう…それでもおまえは勝っている」と捨てゼリフを吐いて立ち去る。でも明らかに誰が見ても「敗者の背中」じゃない(笑)
一応「本部以蔵vs宮本武蔵」は良い感じに終わって良かった。もう少し展開を引き伸ばすのかと思いきや、ちょうど1巻分で完結したのもボリューム感としては最高。批判的な感想もありましたが、個人的には良かった。
15巻のラストは宮本武蔵が何故かテレビに出演してまっせ…というところで終了。果たして宮本武蔵はテレビで何を発表しようとしてるのか。もしかしたら宮本武蔵発の格闘技トーナメントでも始まるのか。
そこで最新号の少年チャンピオンを見たら「宮本武蔵 vs 日本国」になってて笑いました。
他にも「HUNTER x HUNTERが面白い」や「キングダムが面白い」や「蜘蛛ですがなにか?が面白い」という考察記事もアップロード済みなので良かったらどうぞ。ガチで面白い人気おすすめ漫画2017というランキング記事も書いてます。
本部以蔵が意外と善戦
この15巻のメインディッシュは宮本武蔵と本部以蔵の戦い。結論から書くと、本部以蔵が意外と善戦。さすがにここまで展開を引っ張って引っ張った甲斐があります。
15巻直前ではタバコと酒を持って登場した本部以蔵。それを宮本武蔵にプレゼントフォーユー。ただし、そのタバコと酒にはガッツリとフグ毒が塗られてる。「本部以蔵、姑息すぎやんwww」と思っちゃいますが、そんなことでもしなきゃ勝てないのが宮本武蔵。
しかし、それを臭いだけで見抜いてしまう宮本武蔵。お前は警察犬か。ジャック・ハンマーには通じた、本部以蔵がくわえていたタバコをプッと吐きかける奇襲作戦も失敗。そこで本部以蔵はどうしたか。

(刃牙道 15巻)
フグ毒入りの酒瓶で思いっきりど突く。しかも意外と効いてるー!そしてとどめを刺すように、本部以蔵は更に倒れ込んだ宮本武蔵に爆薬を投げつける。まさに容赦なし。
もちろん傷一つつかない宮本武蔵だったものの、本部以蔵は宮本武蔵の愛刀と鞘を奪う。そんなものを奪ったところで形勢逆転とはならないのが宮本武蔵。でも本部以蔵には考えがあった。そのまま愛刀だけを投げ返すと、曲芸のように掴む宮本武蔵。

(刃牙道 15巻)
次に鞘を投げ返すと宮本武蔵は愛刀にそのまま収めようとするものの、まさかの大爆発ーーー!どこで爆薬を仕掛ける暇があったのかって感じですが、これぞ本部以蔵イリュージョン。今後はキャラ名をDaigo風に「Motobe」に改名すべきでしょう。

(刃牙道 15巻)
そして追い打ちをかけるように、某宍戸梅軒のように鎖鎌(分道)で攻撃する本部以蔵。この動きがムダにカッコ良すぎて、正直本部以蔵ごときにはもったいない。軽やかにステップを踏むダンサーのよう。
どうあがなうつもりですねん?本部以蔵はん
ただ宮本武蔵は宮本武蔵。本部以蔵は本部以蔵。追い詰めることはできても、所詮は知れてる。

(刃牙道 15巻)
本部以蔵が鎖を宮本武蔵の愛刀に巻きつけて奪おうとするものの、宮本武蔵はたかだか小指と薬指だけで対応。「さて」と全く意に介さず。どんだけ実力差があんねん、と無力感だけ感じさせます。

(刃牙道 15巻)
宮本武蔵は何度攻撃されてもほとんど屈服することはなく、本部以蔵に対してただ一言。「武士の顔面に印した深手をなにをもってあがなう?」とニタリ。怖ぇぇよ。画像をアップにすると細かくヒゲが書き込まれているのが伺えます。無造作な無精髭感を出すのも意外と大変そうです。

(刃牙道 15巻)
そして本部以蔵の急所を次々とバッサバッサ。本部以蔵のドチャっと倒れ込む姿がリアル。そして宮本武蔵の表情はコレである。もはやフルボッコとはこのこと。烈海王のように本部以蔵も凶刃に倒れるのか。
守護りやがった本部以蔵
ただ本部以蔵はそこで終わらない。主人公・範馬刃牙が「勝負アリだ!止めろ!」と絶叫。それを聞いた宮本武蔵がそれに気を取られた瞬間、宮本武蔵にタックル。

(刃牙道 15巻)
そして千切れかけの手足をもろともせず、自分の左腕に必死に噛み付いて、宮本武蔵にチョークスリーパー。さすがにここまでガッツリ決められると為す術もないのか、宮本武蔵は舌をベロンと出して完全に失神。
まさかの本部以蔵の大逆転、まさかの本部以蔵が本当に他のキャラクターたちを守護ってしまった…という結末。
刃牙道15巻の総括
確かに違和感も残るオチ。本部以蔵は烈海王にすら遠く及ばない。それにも関わらず、何故宮本武蔵を追い詰めることができたのか。誰しも疑問に思うことでしょう。
ただ本部以蔵は弱すぎるがゆえに、宮本武蔵は手心を加えた。決して余裕シャクシャクではなかったものの、宮本武蔵にとってはあくまで「練習試合」の一環。烈海王のときのように「本気」ではなかった模様。それが15巻でこういう結末に至った模様。
それ故に本部以蔵は「勝利を脅かす存在にはなれた…だが…生命を脅かす存在にはなれず」と悔しそうな表情を浮かべる。そして「この先をやってみるかい」と宮本武蔵に発破をかけるものの、

(刃牙道 15巻)
宮本武蔵は「ありがとう…それでもおまえは勝っている」と捨てゼリフを吐いて立ち去る。でも明らかに誰が見ても「敗者の背中」じゃない(笑)
一応「本部以蔵vs宮本武蔵」は良い感じに終わって良かった。もう少し展開を引き伸ばすのかと思いきや、ちょうど1巻分で完結したのもボリューム感としては最高。批判的な感想もありましたが、個人的には良かった。
15巻のラストは宮本武蔵が何故かテレビに出演してまっせ…というところで終了。果たして宮本武蔵はテレビで何を発表しようとしてるのか。もしかしたら宮本武蔵発の格闘技トーナメントでも始まるのか。
そこで最新号の少年チャンピオンを見たら「宮本武蔵 vs 日本国」になってて笑いました。