ロウきゅーぶ!| ちょいセクシーな(？)女子小学生バスケ漫画

11/01/2013　16:00

スポーツ漫画バスケ漫画

バスケ漫画『ロウきゅーぶ!』の既刊レビュー。バスケ漫画のレビューが続いたので、ついでにこれもレビュー。ざっくり説明すると、主人公・長谷川昴はバスケの特待生として名門高校に入学するも、なんやかんやで休部。そこで姉が顧問を務める小学校の女子バスケ部のコーチをするという内容。原作のラノベの方は未読。

実はサービスカットが少ない

（6巻）
アニメも放映されてて、少しセクシーな描写がネットで話題になってた記憶。ただコミック版を読む限りはそういう描写はかなり少なめ。しっかりバスケットをしてる場面の方が多かった。絵柄も含めて、少女マンガ家がバスケ漫画を描きましたという雰囲気。

（2巻）
指導される女の子側のリーダー的な存在の湊智花が、こんな風に怒ってみたりという描写はいかにも少女コミックによくありそうな描写。

（4巻）
高校生の主人公に少しハグをされて「年上のお兄さんにドキドキ」的な展開を見る限りは、オタク向けらしさは個人的に微塵も感じなかった。何故か最初はメイド姿でみんな待ち構えてて主人公が「お兄ちゃん」と呼ばれるというカオスな展開でしたが、結論的には低年齢向けの普通のバスケ漫画。

兄性愛をくすぐられる？

（1巻）
袴田ひなたという一番低身長な女の子が倒れて、主人公の長谷川昴が「お兄ちゃん」と呼ばれる。そこで母性本能・父性本能が刺激されて軍人にふんして「保護だ！保護だ！」と叫んでる場面。こういうノリも小学生ぐらいの女の子が好きそうなノリかなと思った。

バスケ漫画としては落第点

内容に関して言えば、そこそこいいオッサンが満足できるようなクオリティーではない。お風呂の場面などセクシーと言えばセクシーな描写があるにはあるが『ドラえもん』の範疇を超えるものでもなく、そういう点でも小学生向きの漫画。一大人の読者がバスケ漫画として純粋に評価するなら、良くも悪くも三流レベルで熱くさせるものはない。

ただAmazonのホビーでこの漫画のタイトルを検索してみたら、良くも悪くも「きっついなーｗｗｗ」というのが正直な感想。そりゃネットで色々と話題になった痕跡が垣間見れた。コミック版も厳密に言うと、5巻だけ何故か急に下乳を出してみたりセクシー度が増すんですけどね。