のりりん 1巻~8巻 ネタバレ感想
- 11/29/2013 08:00
自転車漫画『のりりん』の最新8巻が出たので、ついでにそれまでの巻も含めてレビュー。内容的には「つまらない」の一言。だから、この記事を読み飛ばしてくれても構いませんが、ケツのクダリが気になる方は最後の方に一気に飛んで下さい。
この漫画のテーマは「自転車(ロードレース)」。それがのんびりとした空気感・ダラダラとした展開と合ってない。目的に向かって一心不乱に走るのがロードレースの醍醐味だと思いますが、この漫画の目的やゴールはどこにあるのかが見えない。
キャラクターがブワーッとたくさん登場する割に、何も起きないし何も始まらない。だから、何も終わらない。まるで進研ゼミの漫画を読んでるような退屈さ。最新8巻でようやくレースに出場するようですが、グズグズしすぎ。これまでのダラダラとした展開を考えると、それもおそらく期待薄。
じゃあそういうのんびりした漫画特有の、フワッとした笑いがあるかと言えば、それもない。当然「独特の空気感にハマる」ということもない。線のタッチよろしく、中身も極めてうっすーい。
登場人物もムダに登場するんですが、敢えて二人に絞るならロードレースが好きな女子高生・織田輪(おだ・りん)と、普通のサラリーマンの丸子。
(1巻)
織田輪がとにかく喋りが訛ってる。なんとなく九州あたりっぽいですが、ストーリーとしてはひょんなことから丸子に自転車を乗らないかと誘う展開。だから、この漫画のタイトルの「のりりん」とは「乗りりん?」という意味。織田輪の輪からも来てるんでしょうが。
(5巻)
他にも「そげんこと言えるわけなかろーもん」など、方言はやっぱりグッと来る。織田輪のキャラクターはしっかりしてて、それなりに好感も持てる。性別問わず、万人受けしそう。
(7巻)
ただ一方、丸子の方は全く好感が持てない。キャラクターとしては落第生。好感が一切持てない。基本的に主人公がストーリーの展開をグイグイ引っ張って行かなければならないんですが、むしろコイツがことごとく展開を潰してる。「オレ何もやりたくねー」っていう、見た目よろしくの三枚目四枚目キャラ。
最初はそれもありで徐々に変わっていくんだろうと淡い期待を抱きつつ読んでみても、終始こんな感じ。ひたすら街中をダラダラ意味もなく走ってるだけ。だから、キャラクターに何をさせたいのかも見えない。ひらすらダラダラで、苦痛以外の何もでもない。
全体的に中身は果てしなく同人誌に毛が生えた程度のクオリティーなんですが、何故少し見入ってしまうのか。それはタイトルにあるように「ケツ」。特に女の子キャラクター。
(1巻)
お尻というより、下半身全体が何故か妙に艶かしい。別に作者がサービスカットを目的に描いてるはずがなんですが、ついそこに目が行ってしまう不思議。
(6巻)
思わず「(゚A゚;)ゴクリ」と喉が鳴る。艶かしいからと言って、特別ケツがブリっとしてるわけでもない。何故ケツが強調されてるかを考えると、手足がスラっと細くてシュッと長い。考えてみると「シュッとしたモデル体型」の女性は自分大好きなんですよねー。
…っていうどうでもいい記事でした(笑)
とりあえず基本的に良かったのはそれぐらいかな。少なくとも大多数の読者が読みハマるような漫画ではないと思う。
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(http://www.amazon.co.jp/gp/product/4063524876
)
◯展開力-★★☆☆☆
◯テンポ-★★★☆☆+
◯キャラ-★★☆☆☆+
◯作画力-★★★☆☆+
◯点数-66点!!
グズグズすぎる展開
この漫画のテーマは「自転車(ロードレース)」。それがのんびりとした空気感・ダラダラとした展開と合ってない。目的に向かって一心不乱に走るのがロードレースの醍醐味だと思いますが、この漫画の目的やゴールはどこにあるのかが見えない。
キャラクターがブワーッとたくさん登場する割に、何も起きないし何も始まらない。だから、何も終わらない。まるで進研ゼミの漫画を読んでるような退屈さ。最新8巻でようやくレースに出場するようですが、グズグズしすぎ。これまでのダラダラとした展開を考えると、それもおそらく期待薄。
じゃあそういうのんびりした漫画特有の、フワッとした笑いがあるかと言えば、それもない。当然「独特の空気感にハマる」ということもない。線のタッチよろしく、中身も極めてうっすーい。
主人公は誰?
登場人物もムダに登場するんですが、敢えて二人に絞るならロードレースが好きな女子高生・織田輪(おだ・りん)と、普通のサラリーマンの丸子。

織田輪がとにかく喋りが訛ってる。なんとなく九州あたりっぽいですが、ストーリーとしてはひょんなことから丸子に自転車を乗らないかと誘う展開。だから、この漫画のタイトルの「のりりん」とは「乗りりん?」という意味。織田輪の輪からも来てるんでしょうが。

他にも「そげんこと言えるわけなかろーもん」など、方言はやっぱりグッと来る。織田輪のキャラクターはしっかりしてて、それなりに好感も持てる。性別問わず、万人受けしそう。

ただ一方、丸子の方は全く好感が持てない。キャラクターとしては落第生。好感が一切持てない。基本的に主人公がストーリーの展開をグイグイ引っ張って行かなければならないんですが、むしろコイツがことごとく展開を潰してる。「オレ何もやりたくねー」っていう、見た目よろしくの三枚目四枚目キャラ。
最初はそれもありで徐々に変わっていくんだろうと淡い期待を抱きつつ読んでみても、終始こんな感じ。ひたすら街中をダラダラ意味もなく走ってるだけ。だから、キャラクターに何をさせたいのかも見えない。ひらすらダラダラで、苦痛以外の何もでもない。
妙に艶かしいケツ
全体的に中身は果てしなく同人誌に毛が生えた程度のクオリティーなんですが、何故少し見入ってしまうのか。それはタイトルにあるように「ケツ」。特に女の子キャラクター。

お尻というより、下半身全体が何故か妙に艶かしい。別に作者がサービスカットを目的に描いてるはずがなんですが、ついそこに目が行ってしまう不思議。

思わず「(゚A゚;)ゴクリ」と喉が鳴る。艶かしいからと言って、特別ケツがブリっとしてるわけでもない。何故ケツが強調されてるかを考えると、手足がスラっと細くてシュッと長い。考えてみると「シュッとしたモデル体型」の女性は自分大好きなんですよねー。
…っていうどうでもいい記事でした(笑)
とりあえず基本的に良かったのはそれぐらいかな。少なくとも大多数の読者が読みハマるような漫画ではないと思う。
購入ページ
◆【ポイント3倍】【送料無料】のりりん [ 鬼頭莫宏 ]
(http://www.amazon.co.jp/gp/product/4063524876
このマンガの個人的採点
◯展開力-★★☆☆☆
◯テンポ-★★★☆☆+
◯キャラ-★★☆☆☆+
◯作画力-★★★☆☆+
◯点数-66点!!