坂本ですが?2巻 ネタバレ感想| スーパースマートなファンタスティックギャグ漫画にニマニマ
- 12/01/2013 09:55
ギャグ漫画『坂本ですが?』の最新2巻のレビュー。相変わらず勢いが衰えず面白い。今回も坂本節が炸裂。
そして色んな新キャラクターも登場。特にいじめられっ子・久保田のママのキャラが強烈。坂本はこのマダムにストーカーまがいのことされるんですが、どうスマートに対応したのかとりあえず見てみましょう。
小デブのいじめられっ子・久保田は中間テストで赤点ばかりだったので、家庭教師を懇願される坂本。快く久保田の家へ行くと、対応した久保田ママがまさかの一目惚れ。豪華な夕食に坂本を招いて「あーん」と食べさせようとしたり、10万円の美顔器を購入したり、家庭が崩壊しかけ。そこで久保田が坂本に見つからないように隠れてと懇願。坂本は「やれやれ」と再び快諾。
そして家で「壮大な隠れんぼ」が始まる。女の勘は鋭くて、雰囲気で坂本が家に上がってることを分かってる。マダムの「坂本くんはこの家にいる」とニヤリとした表情が怖すぎ。発情した中年女ほど怖いものはないかも。
マダムが息子の部屋のドアをバババッと勢い良く開けると…

「お前は忍者か!?」っていう身体能力。この直後部屋から逃げ出す方法が、また忍者顔負けで笑う。
そして今度は風呂場で水滴が垂れる音がしたマダムは、すかさずお風呂場へ。まさかの坂本くんがピンチ!…と思いきや、
またまた「お前は忍者か!」状態。まさにマダムうしろーうしろー。坂本の握力がハンパない。というか、むしろ案外モロいお風呂のフタが、男一人の体重を支えてることを褒めるべきか。
画像だけだと伝わりませんが、結構マダムを雑に扱う坂本が面白い。例えばお風呂場のクダリだと思いっきりシャワーをぶっかけたり、全然紳士的じゃねーっていう。マダムもマダムでリアクションが面白いし、それでも諦めない姿勢が少し健気。
で、マダムを諦めさせるために坂本はどうしたのか。まさかの「テレビの中の住人」を装う。
画像はテレビの中に入る坂本の場面…というか単にタイミングよくテレビの背後に隠れただけ。マダムも「コラ!出てきなさい!」とテレビ画面を叩く。簡単にそれを信じてしまうぐらいの驚異的なシンクロ率。
結果マダムは諦めてくれる。ただオチが「こんな悲しい恋があるなんて」となんでか良い感じの終わり方。思わず、いやいや違うから(笑)
そういえば最初、坂本が久保田に勉強を教えてる中身もサラッと酷い。おそらく物理か数学。それが「時速120キロメートルのたかし君が池の周辺P地点から走りだし、時速280キロメートルのスカイフィッシュが…」という問題。たかし速すぎ。ボルトも真っ青すぎて笑う。スカイフィッシュも架空の生き物だし、世界観がカオスすぎる。よく文部科学省の検定が通ったなという。
他にもいろいろと笑えるネタが盛りだくさん。新たな不良の8823(はやぶさ)相手には、何故か手押し相撲で決着をつける。文字にするだけでもアホくさいことばっか。不良の名前もなんで「326」みたいに言うてんねんっていう。
例えば、新しく登場した生徒指導の角田は、坂本の不祥事を探しだそうと躍起。そこで不良たちと体育館裏へ行くのを発見。そこからタバコの煙のようなものが!「シメた!」と思った角田が覗いてみると…
まさかのシャボン玉。どういう気体が口から出てるのと、軽く恐怖すら覚える。もはや人間業じゃない。
他にも回と回の間に挟んでる小ネタも多くてお得。
例えばカバーのコレとか何やねんっていう。右側でチラッと周りを確認してるのが、「今からやるよ?いいの?」的な確認っぽくて何か笑える。今更何を確認することがあるのか分からんし、左のドヤ顔がクソ腹立つ。
あと今更ですが地味に画が下手。それがまたクセになる。
ちなみに『坂本ですが?』全巻は面白いか?という考察感想記事はレビュー済み。
そして色んな新キャラクターも登場。特にいじめられっ子・久保田のママのキャラが強烈。坂本はこのマダムにストーカーまがいのことされるんですが、どうスマートに対応したのかとりあえず見てみましょう。
ストーカーマダムも華麗に
小デブのいじめられっ子・久保田は中間テストで赤点ばかりだったので、家庭教師を懇願される坂本。快く久保田の家へ行くと、対応した久保田ママがまさかの一目惚れ。豪華な夕食に坂本を招いて「あーん」と食べさせようとしたり、10万円の美顔器を購入したり、家庭が崩壊しかけ。そこで久保田が坂本に見つからないように隠れてと懇願。坂本は「やれやれ」と再び快諾。
そして家で「壮大な隠れんぼ」が始まる。女の勘は鋭くて、雰囲気で坂本が家に上がってることを分かってる。マダムの「坂本くんはこの家にいる」とニヤリとした表情が怖すぎ。発情した中年女ほど怖いものはないかも。
マダムが息子の部屋のドアをバババッと勢い良く開けると…

「お前は忍者か!?」っていう身体能力。この直後部屋から逃げ出す方法が、また忍者顔負けで笑う。
そして今度は風呂場で水滴が垂れる音がしたマダムは、すかさずお風呂場へ。まさかの坂本くんがピンチ!…と思いきや、

またまた「お前は忍者か!」状態。まさにマダムうしろーうしろー。坂本の握力がハンパない。というか、むしろ案外モロいお風呂のフタが、男一人の体重を支えてることを褒めるべきか。
画像だけだと伝わりませんが、結構マダムを雑に扱う坂本が面白い。例えばお風呂場のクダリだと思いっきりシャワーをぶっかけたり、全然紳士的じゃねーっていう。マダムもマダムでリアクションが面白いし、それでも諦めない姿勢が少し健気。
で、マダムを諦めさせるために坂本はどうしたのか。まさかの「テレビの中の住人」を装う。

画像はテレビの中に入る坂本の場面…というか単にタイミングよくテレビの背後に隠れただけ。マダムも「コラ!出てきなさい!」とテレビ画面を叩く。簡単にそれを信じてしまうぐらいの驚異的なシンクロ率。
結果マダムは諦めてくれる。ただオチが「こんな悲しい恋があるなんて」となんでか良い感じの終わり方。思わず、いやいや違うから(笑)
そういえば最初、坂本が久保田に勉強を教えてる中身もサラッと酷い。おそらく物理か数学。それが「時速120キロメートルのたかし君が池の周辺P地点から走りだし、時速280キロメートルのスカイフィッシュが…」という問題。たかし速すぎ。ボルトも真っ青すぎて笑う。スカイフィッシュも架空の生き物だし、世界観がカオスすぎる。よく文部科学省の検定が通ったなという。
下手くそな画がまたハマる
他にもいろいろと笑えるネタが盛りだくさん。新たな不良の8823(はやぶさ)相手には、何故か手押し相撲で決着をつける。文字にするだけでもアホくさいことばっか。不良の名前もなんで「326」みたいに言うてんねんっていう。
例えば、新しく登場した生徒指導の角田は、坂本の不祥事を探しだそうと躍起。そこで不良たちと体育館裏へ行くのを発見。そこからタバコの煙のようなものが!「シメた!」と思った角田が覗いてみると…

まさかのシャボン玉。どういう気体が口から出てるのと、軽く恐怖すら覚える。もはや人間業じゃない。
他にも回と回の間に挟んでる小ネタも多くてお得。

例えばカバーのコレとか何やねんっていう。右側でチラッと周りを確認してるのが、「今からやるよ?いいの?」的な確認っぽくて何か笑える。今更何を確認することがあるのか分からんし、左のドヤ顔がクソ腹立つ。
あと今更ですが地味に画が下手。それがまたクセになる。
ちなみに『坂本ですが?』全巻は面白いか?という考察感想記事はレビュー済み。
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