巫女みこハーレムな恋愛漫画!3人の美少女からキスキス好き好きパラダイス-『海の御先(1)~(14)』
- 12/14/2013 20:00
巫女さんがテーマの『海の御先』の既刊レビュー。ヤングアニマルで休載中だったのが、最新号を読むと連載が再開されてたので記事化。
(5巻)
巫女がテーマというか、ヒロイン役。主人公の後藤凪(なぎ)という男子高校生に、そのヒロイン三人の巫女が迫っていく。何故なら、凪が島の『龍神さま』となったから。そこで巫女三人の誰かをめとらなければいけないので、凪にアプローチしていく。
ただドタバタコメディー的な展開はなく、結構シリアスな展開が多め。仕方なく義務だから迫ってるんではなく、根底には「凪に対する強い恋愛感情」がある。本当に「好き好き」と迫ってくるので、読んでて悪い気持ちはしない。
だから定義的には、恋愛漫画と表現して問題ない。また連載してる雑誌が雑誌なだけに過激な展開も期待しがちだが、そこは内容的にはヤンジャンレベル。むしろそれ以下。過度に下系を期待すると失敗。
(11巻)
巫女という設定もあってか、キス止まり。
(6巻)
ただメチャメチャしまくる。非リア充が見たら卒倒するはず。
だからオタク男子向けの漫画かと思いきや、実は少女漫画チックな内容。結局行為そのものはせず、それ以前の「愛を確かめ合う」プレイに近いので女の子の方が好きそうな展開。
(8巻)
例えば好きという感情が強すぎて泣いてしまったりであるとか、
(12巻)
主人公・後藤凪の隣で横になってるだけでテンションが上がったり、女の子の繊細な心理描写が巧み。
(7巻)
例えば優しくされて泣くという描写など、「女の子が心理的に満たされていく」描写が多い。
個人的に全然嫌いではないですが、オトコにはあまり分からない部分かも。だからこそ逆に言えば、女の子読者が好きそうな展開だと確信めいたものは感じる。
基本的にこの漫画は主人公・後藤凪と、ヒロイン役の三人(鳴海雫・南雲火凛・御剣そよぎ)でストーリーが展開していく。だからこそ、ものすごくテンポ良く読みやすい。やたら新キャラが登場すると名前と顔を一致させるのが大変で、ストーリーに身が入らなくなることが常道。
(5巻)
改めて冒頭の画像を貼って紹介すると、左から御剣そよぎ・鳴海雫・南雲火凛。
位置が示すように、真ん中の雫がメインに近い。典型的なヒロインというキャラクター。いつもニコニコ笑顔が似合う、容姿や性格を含めて欠点が見当たらないオールラウンダー。ただストーリー上、どこか影を落とす部分があるが、却ってそれが「守ってあげたい」という男心をくすぐる。
右の火凛は、ボーイッシュな容貌通りの勝ち気な女の子。ただ一番乙女チックで、ツンデレ。むしろヤンデレ的とすら思えるほど、一途。だから現実だとアカン振り方をすると、高い確率でストーカーに変貌しそうなタイプ。
左のメガネのそよぎは、やはり見た目よろしくクール。ただクールを通り越して、自分の感情を表現するのが一番下手くそ。だから発言がストレートすぎて、誤解を招くこともしばしば。実際に付き合うのであれば、何気に一番嫌かも知れない。
こんな感じで見た目と性格がピッタリ合ってるので、漫画としては読みやすい部類。こういう基礎的な部分ができてない漫画家も多いので、相対的に点数も高くしてみました。
こういう個性的なキャラクターの表情が豊か。ここらへんはオタク漫画の強み。だから女の子が読んでも、キャラに魅力を感じるはず。大げさな表現ではあるんですが、こういうシンプルな演出は何気に大事。
(9巻)
雫の驚いた表情。
(11巻)
そよぎが料理下手な自分を責めて泣いてる表情。普段がクールすぎるぐらいクールだから、ちょっと可愛らしいと思った自分が居た。
冒頭でも書いたが、どちらかと言えば「女の子向け」な内容。もっと言えば、主人公・凪のオトコ側の視点に立った描写より、雫などヒロイン側に立った目線の描写が強い。どちらかと言えばギンギンではなく、キュンキュンするような内容。オトコが実用性を求めて買うとおそらく失敗する。
雫などのセリフ回しを見てると、男心をくすぐるために発言してるというより、女心の本心を語ってる感じ。だから薄っぺらい「大人向け」漫画ではなく、良い意味で『大人向け』の読ませる深い漫画。でも少女漫画のような薄っぺらさもない。こういう漫画をオンナの漫画家も描けるようになれば、「少女漫画業界の厚み」も出てくるはず。
◆【訳あり】【PT3倍】【送料無料】海の御先 [ 文月晃 ]
(http://www.amazon.co.jp/gp/product/4592144813
)
◆85点!!!!
◯展開★4◯テンポ★4
◯キャラ★4◯画力★4
巫女ハーレム

(5巻)
巫女がテーマというか、ヒロイン役。主人公の後藤凪(なぎ)という男子高校生に、そのヒロイン三人の巫女が迫っていく。何故なら、凪が島の『龍神さま』となったから。そこで巫女三人の誰かをめとらなければいけないので、凪にアプローチしていく。
ただドタバタコメディー的な展開はなく、結構シリアスな展開が多め。仕方なく義務だから迫ってるんではなく、根底には「凪に対する強い恋愛感情」がある。本当に「好き好き」と迫ってくるので、読んでて悪い気持ちはしない。
だから定義的には、恋愛漫画と表現して問題ない。また連載してる雑誌が雑誌なだけに過激な展開も期待しがちだが、そこは内容的にはヤンジャンレベル。むしろそれ以下。過度に下系を期待すると失敗。
むしろ女の子向け

(11巻)
巫女という設定もあってか、キス止まり。

(6巻)
ただメチャメチャしまくる。非リア充が見たら卒倒するはず。
だからオタク男子向けの漫画かと思いきや、実は少女漫画チックな内容。結局行為そのものはせず、それ以前の「愛を確かめ合う」プレイに近いので女の子の方が好きそうな展開。

(8巻)
例えば好きという感情が強すぎて泣いてしまったりであるとか、

(12巻)
主人公・後藤凪の隣で横になってるだけでテンションが上がったり、女の子の繊細な心理描写が巧み。

(7巻)
例えば優しくされて泣くという描写など、「女の子が心理的に満たされていく」描写が多い。
個人的に全然嫌いではないですが、オトコにはあまり分からない部分かも。だからこそ逆に言えば、女の子読者が好きそうな展開だと確信めいたものは感じる。
キャラクターが個性的
基本的にこの漫画は主人公・後藤凪と、ヒロイン役の三人(鳴海雫・南雲火凛・御剣そよぎ)でストーリーが展開していく。だからこそ、ものすごくテンポ良く読みやすい。やたら新キャラが登場すると名前と顔を一致させるのが大変で、ストーリーに身が入らなくなることが常道。

(5巻)
改めて冒頭の画像を貼って紹介すると、左から御剣そよぎ・鳴海雫・南雲火凛。
位置が示すように、真ん中の雫がメインに近い。典型的なヒロインというキャラクター。いつもニコニコ笑顔が似合う、容姿や性格を含めて欠点が見当たらないオールラウンダー。ただストーリー上、どこか影を落とす部分があるが、却ってそれが「守ってあげたい」という男心をくすぐる。
右の火凛は、ボーイッシュな容貌通りの勝ち気な女の子。ただ一番乙女チックで、ツンデレ。むしろヤンデレ的とすら思えるほど、一途。だから現実だとアカン振り方をすると、高い確率でストーカーに変貌しそうなタイプ。
左のメガネのそよぎは、やはり見た目よろしくクール。ただクールを通り越して、自分の感情を表現するのが一番下手くそ。だから発言がストレートすぎて、誤解を招くこともしばしば。実際に付き合うのであれば、何気に一番嫌かも知れない。
こんな感じで見た目と性格がピッタリ合ってるので、漫画としては読みやすい部類。こういう基礎的な部分ができてない漫画家も多いので、相対的に点数も高くしてみました。
キャラの表情も豊か
こういう個性的なキャラクターの表情が豊か。ここらへんはオタク漫画の強み。だから女の子が読んでも、キャラに魅力を感じるはず。大げさな表現ではあるんですが、こういうシンプルな演出は何気に大事。

(9巻)
雫の驚いた表情。

(11巻)
そよぎが料理下手な自分を責めて泣いてる表情。普段がクールすぎるぐらいクールだから、ちょっと可愛らしいと思った自分が居た。
総括
冒頭でも書いたが、どちらかと言えば「女の子向け」な内容。もっと言えば、主人公・凪のオトコ側の視点に立った描写より、雫などヒロイン側に立った目線の描写が強い。どちらかと言えばギンギンではなく、キュンキュンするような内容。オトコが実用性を求めて買うとおそらく失敗する。
雫などのセリフ回しを見てると、男心をくすぐるために発言してるというより、女心の本心を語ってる感じ。だから薄っぺらい「大人向け」漫画ではなく、良い意味で『大人向け』の読ませる深い漫画。でも少女漫画のような薄っぺらさもない。こういう漫画をオンナの漫画家も描けるようになれば、「少女漫画業界の厚み」も出てくるはず。
このマンガの個人的採点
◆【訳あり】【PT3倍】【送料無料】海の御先 [ 文月晃 ]
(http://www.amazon.co.jp/gp/product/4592144813
◆85点!!!!
◯展開★4◯テンポ★4
◯キャラ★4◯画力★4
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