ふたりはプリキュア スプラッシュスター 漫画 ネタバレ感想
- 01/24/2014 22:22
ふたりはプリキュア スプラッシュスターの全巻レビュー。言わずと知れた『プリキュア』シリーズのコミカライズ版。8年ほど前に「なかよし」で連載されてたマンガ。
夕凪中学校二年生、ソフトボール部エースの日向咲(ひゅうが・さき)と美術部の美翔舞(みしょう・まい)が主人公。キュアブルームとキュアイーグレットの時代と言い換えた方が、分かる人は分かりやすいか。
その二人の主人公たちは、フラッピとチョッピという精霊の力を借りてプリキュアに変身できる。
(1巻)
それがいちいちキラキラしてる。アニメの世界観を、そのままマンガに移植した感じ。まさに女の子向けのマンガって感じですが、オトコが見ても好感は持てる。
(1巻)
決めポーズもいちいち決まってる。こういう見た目が派手な画は、子供だったら特に何度でも読み返したくなるはず。
そういえばアニメ版は年に一回ぐらい見るんですが、このプリキュアってめちゃめちゃバトルマンガなんですよね。ドラゴンボールかよってぐらい、こんな美少女たちが魔法などを織り交ぜて殴ったり蹴ったり。
そういうアクション展開はマンガでも健在。だから大人でもテンポ良く読めちゃう。
プリキュアは、結構キャラデザのセンスが光る。
(1巻)
ちなみにフラッピとチョッピという精霊は、こんな感じで可愛らしい。ちなみにストーリーとしてはその精霊たちが滅びの国ダークフォールに故郷を侵略され、その助けを求めに地球にやってきたみたいな展開。
(1巻)
その敵達もいい感じにデフォルメが効いてて、シンプルに個性的。画像はモエルンバ。名前と見た目がそのまんま。他にも、キントレスキーという敵はムキムキマッチョ。ボスの名前もアクダイカーンとか一見フザケてるのかと言いたくなる名前。
ただ、それでこそ覚えやすい。「小さいお子様向けだから…」ということではなく、大人が読むマンガでもこういうシンプルさは大事。何気に蔑ろにされがちな部分。
あともっと重要な事は、見た目で「明らかに敵」だと分かること。これもすごく重要。敵か味方かどういう立ち位置か分からないキャラクターが出てるマンガの多いこと多いこと。お子様向けだからこそ強烈に意識して制作できてるんでしょうが、巷のマンガ家はたまにはこういうマンガを読んで得られるヒントも多いはず。
(1巻)
オチはカオルとミチルという、最初は敵だったんですが、最終的に友情が芽生えて仲良くなる。典型的な王道バトルマンガでありがちなストーリーの流れ。だから大人や男が読んでもそれなりに満足できて、子供以外がハマる理由も正直分かる。
ただそれは2巻目分の話数に収録。でもその2巻は販売されてない不思議。だから購入できてもきっとモヤモヤ。
何故プリキュアシリーズのマンガをレビューしようと思ったかと言えば、今日の新聞に載ってたから。
なんでも「母さん助けて詐欺」を撃退するのに一役買ったとか。詐欺師からの電話に「プリキュア37人の名前を言ってみなさい」と鎌をかけたら、すぐ切られたそう。その話がTwitterとかで拡散されて…っていう話はよくある感じですが、その張本人が警視庁だか警察庁のアカウントだったらしい。
「まさか警視庁公認アニメ(マンガ)だったのか!?」ということで、軽く爆笑してしまった。もしかしたら今後プリキュアが警察のマスコットキャラクターとかに採用されるかも。そしたら小さいお子様にも浸透しやすいでしょうし、「勧善懲悪」というアニメのテーマともそぐうはず。
…みたいなことをいろいろと思ったので、なんとなく記事化してみた。
◯80点!!!!
◯展開★4◯テンポ★4
◯キャラ★3.5◯画力★4
夕凪中学校二年生、ソフトボール部エースの日向咲(ひゅうが・さき)と美術部の美翔舞(みしょう・まい)が主人公。キュアブルームとキュアイーグレットの時代と言い換えた方が、分かる人は分かりやすいか。
派手なキラキラ画
その二人の主人公たちは、フラッピとチョッピという精霊の力を借りてプリキュアに変身できる。

それがいちいちキラキラしてる。アニメの世界観を、そのままマンガに移植した感じ。まさに女の子向けのマンガって感じですが、オトコが見ても好感は持てる。

決めポーズもいちいち決まってる。こういう見た目が派手な画は、子供だったら特に何度でも読み返したくなるはず。
そういえばアニメ版は年に一回ぐらい見るんですが、このプリキュアってめちゃめちゃバトルマンガなんですよね。ドラゴンボールかよってぐらい、こんな美少女たちが魔法などを織り交ぜて殴ったり蹴ったり。
そういうアクション展開はマンガでも健在。だから大人でもテンポ良く読めちゃう。
キャラクターデザインの良さ
プリキュアは、結構キャラデザのセンスが光る。

ちなみにフラッピとチョッピという精霊は、こんな感じで可愛らしい。ちなみにストーリーとしてはその精霊たちが滅びの国ダークフォールに故郷を侵略され、その助けを求めに地球にやってきたみたいな展開。

その敵達もいい感じにデフォルメが効いてて、シンプルに個性的。画像はモエルンバ。名前と見た目がそのまんま。他にも、キントレスキーという敵はムキムキマッチョ。ボスの名前もアクダイカーンとか一見フザケてるのかと言いたくなる名前。
ただ、それでこそ覚えやすい。「小さいお子様向けだから…」ということではなく、大人が読むマンガでもこういうシンプルさは大事。何気に蔑ろにされがちな部分。
あともっと重要な事は、見た目で「明らかに敵」だと分かること。これもすごく重要。敵か味方かどういう立ち位置か分からないキャラクターが出てるマンガの多いこと多いこと。お子様向けだからこそ強烈に意識して制作できてるんでしょうが、巷のマンガ家はたまにはこういうマンガを読んで得られるヒントも多いはず。
友情物語

オチはカオルとミチルという、最初は敵だったんですが、最終的に友情が芽生えて仲良くなる。典型的な王道バトルマンガでありがちなストーリーの流れ。だから大人や男が読んでもそれなりに満足できて、子供以外がハマる理由も正直分かる。
ただそれは2巻目分の話数に収録。でもその2巻は販売されてない不思議。だから購入できてもきっとモヤモヤ。
ふたりはプリキュアの総合評価
何故プリキュアシリーズのマンガをレビューしようと思ったかと言えば、今日の新聞に載ってたから。
なんでも「母さん助けて詐欺」を撃退するのに一役買ったとか。詐欺師からの電話に「プリキュア37人の名前を言ってみなさい」と鎌をかけたら、すぐ切られたそう。その話がTwitterとかで拡散されて…っていう話はよくある感じですが、その張本人が警視庁だか警察庁のアカウントだったらしい。
「まさか警視庁公認アニメ(マンガ)だったのか!?」ということで、軽く爆笑してしまった。もしかしたら今後プリキュアが警察のマスコットキャラクターとかに採用されるかも。そしたら小さいお子様にも浸透しやすいでしょうし、「勧善懲悪」というアニメのテーマともそぐうはず。
…みたいなことをいろいろと思ったので、なんとなく記事化してみた。
◯80点!!!!
◯展開★4◯テンポ★4
◯キャラ★3.5◯画力★4