オールラウンダー廻 13巻感想| 全日本アマチュア修斗選手権開幕
- 02/28/2014 22:22
『オールラウンダー廻』の最新13巻のレビュー。イブニングで連載中の格闘マンガ。高校生の主人公・高柳廻(たかやなぎ・めぐる)が「修斗」という格闘技を始めるみたいな内容。格闘描写はそこそこ上手いが、ストーリーに関してはとにかく退屈。友達や身内の新婚旅行のビデオを延々と観させられてるような気分。
この13巻のざっくりとしたストーリー。故郷に戻る廻。目的が墓参りらしいから、時期的にお盆か。展開が唐突。しかも廻は金持ち設定だったらしく、全く好感が持てないキャラ。
そしてタカシと出会って、空手の組手やったりなんやかんや。タカシは1巻で主人公より配分が多く描かれてた、ライバル的なキャラクター。ただその割に、それ以降はほとんど出てこない空気キャラ。
そして廻の姉貴が高校生の時に堕胎したりどうのこうの。ま、どうでもいいっちゃどうでもいい。
相変わらず、格闘描写は流れるような展開。ムダな装飾(描き込み)が少ないので、読みやすい。攻められる側のキャラクターの周りだけ、シャッシャッシャッという線を描いてないのが功を奏してる印象。ここら辺でムダに描き込みすぎるマンガ家も多い。
ただ地味と言えば地味。ここらへんがマンガ家としての実力が読み取れる部分だと思う。見た目の「派手さ」と「見やすさ」の両立は案外簡単そうで、実はすごく難しい。
ほんの一瞬たまにお笑い的なコマも。
ストーリーの構成の下手さ・展開の山場のなさに比べると、悪くないっちゃ悪くない。
格闘描写以外の面白さ・見所を見出すのは極めて難しい。格闘マンガだからそれでも別に構わないんですが、それにしても退屈で仕方がない。まだ絵本の桃太郎を読んでる方がマシ。タイトルの「オールラウンダー感」も一向に伝わってこない。
ちなみにライブドアでは既に『オールラウンダー廻』全19巻のネタバレ感想はレビュー済みなので良かったらどうぞ。
◯展開★2◯テンポ★3
◯キャラ★3◯画力★4
◯75点!!!!
廻(めぐる)の故郷
この13巻のざっくりとしたストーリー。故郷に戻る廻。目的が墓参りらしいから、時期的にお盆か。展開が唐突。しかも廻は金持ち設定だったらしく、全く好感が持てないキャラ。
そしてタカシと出会って、空手の組手やったりなんやかんや。タカシは1巻で主人公より配分が多く描かれてた、ライバル的なキャラクター。ただその割に、それ以降はほとんど出てこない空気キャラ。
そして廻の姉貴が高校生の時に堕胎したりどうのこうの。ま、どうでもいいっちゃどうでもいい。
流れるような格闘描写


相変わらず、格闘描写は流れるような展開。ムダな装飾(描き込み)が少ないので、読みやすい。攻められる側のキャラクターの周りだけ、シャッシャッシャッという線を描いてないのが功を奏してる印象。ここら辺でムダに描き込みすぎるマンガ家も多い。
ただ地味と言えば地味。ここらへんがマンガ家としての実力が読み取れる部分だと思う。見た目の「派手さ」と「見やすさ」の両立は案外簡単そうで、実はすごく難しい。
お笑い的なやり取り
ほんの一瞬たまにお笑い的なコマも。

ストーリーの構成の下手さ・展開の山場のなさに比べると、悪くないっちゃ悪くない。
オールラウンダー廻13巻の総合評価
格闘描写以外の面白さ・見所を見出すのは極めて難しい。格闘マンガだからそれでも別に構わないんですが、それにしても退屈で仕方がない。まだ絵本の桃太郎を読んでる方がマシ。タイトルの「オールラウンダー感」も一向に伝わってこない。
ちなみにライブドアでは既に『オールラウンダー廻』全19巻のネタバレ感想はレビュー済みなので良かったらどうぞ。
◯展開★2◯テンポ★3
◯キャラ★3◯画力★4
◯75点!!!!