神のみぞ知るセカイ 25巻 ネタバレ感想| 香織さん編完結、続々と伏線を回収?
- 03/26/2014 09:09
『神のみぞ知るセカイ』最新25巻のネタバレ感想。作者は若木民喜。少年サンデー(小学館)で連載中ですが、Amazonのレビューを見る限り、次巻で完結のよう。
女の子のポッカリ開いた心に巣食うアクマから、ギャルゲー好きの主人公が口説いて助けるみたいなマンガ。
香織さん編が完結。
「幸せになるためには、他の人をギセイにしなきゃいけないのよ」みたいなことを平気で言い放つ小学六年生。アクマのヴィンテージとつるんでる。ただヴィンテージに裏切られて、自分も首輪を装着されて、心に穴を開けられそうになる。
一応、それを主人公・桂木桂馬が救う。「難しいゲームを簡単にクリアしようとする奴にハッピーエンドは来ない」とキリリッ。
ただストーリーの流れ的には、そのアクマのヴィンテージの計画は成功してもらわないと困る。だから、桂木桂馬が香織さんを救う動機がほとんどない。香織さんも香織さんで、助けられたはいいが微塵も改心してない。結局何も救われてない。
だから後味が悪い。そもそも、香織さんの正体は一体何やったん?っていう。
いまいちストーリーの流れが分かってないんですが、Amazonのレビューを読んで思い出した。
(7巻)
何故、天理が出てきたんだろうと思ってたら、「10年前からずっと好きだった」的な伏線があったのか。それがこの25巻で完全に回収された模様。ただ天理の中にはディアナという天使がいて(画像左上)、コイツは一体どうなったんだっけか。
あとシルフィに姉がいるというウワサがあったようですが、この25巻で初登場?
名前は『リミュエル』と呼ぶそう。ただし、血のつながりはない模様。会った瞬間、いきなり殺されそうになるシルフィ。
それ繋がりで、主人公・桂木桂馬と血がつながってたら良かったなーと言った時の、表情がやや切ない。もしかしたら、何かのフラグ・伏線。
ストーリーの流れは、桂木桂馬は10年前にタイムスリップしてるので、現在に帰りたい。そのためには、かつて助けた女の子たちに呼び戻してもらわなければいけない。
ただリューネというアクマに見つかってしまう…というところで次巻。キャラが多すぎて誰が誰か分からんのは秘密。
ラストまで想定してストーリーを作れるのは「構成力」があるという裏返し。だから、『引き伸ばし』という批判は多分当たらない。ただ香織さん編はムダに長かったくせに、達成感・成就感は何一つとしてなかった。
あと流れも分かりづらい。序盤で倒した敵をバックアップするために、過去に遡って主人公が裏で手助けする。普通であれば、現在の敵が強すぎるから、過去に遡って弱い内に倒す。そんな流れ。だから未だに腑に落ちないし、感情移入もしづらい。
天理も重要キャラだったようですが、あまり特別感を感じさせなかった。脇役キャラの一人としか思ってなかった。主人公のキャラ性も影響してたのか、もう少し描きようがあったかも。
序盤の展開はシンプルだった気はするが、結果を通して見ると、色んなモンがゴチャゴチャしてたなーと。もっと整理されて洗練されれば、もう少しおもろくなったかも知れない。
ちなみに現在のドクロウは、↓の表紙の女キャラ。

◆Amazon.co.jp: 神のみぞ知るセカイ (少年サンデーコミックス)
◯82点!!!!
◯展開★3.5◯テンポ★3.5
◯キャラ★3.5◯画力★3.5
女の子のポッカリ開いた心に巣食うアクマから、ギャルゲー好きの主人公が口説いて助けるみたいなマンガ。
後味が悪い香織さん編
香織さん編が完結。

「幸せになるためには、他の人をギセイにしなきゃいけないのよ」みたいなことを平気で言い放つ小学六年生。アクマのヴィンテージとつるんでる。ただヴィンテージに裏切られて、自分も首輪を装着されて、心に穴を開けられそうになる。

一応、それを主人公・桂木桂馬が救う。「難しいゲームを簡単にクリアしようとする奴にハッピーエンドは来ない」とキリリッ。
ただストーリーの流れ的には、そのアクマのヴィンテージの計画は成功してもらわないと困る。だから、桂木桂馬が香織さんを救う動機がほとんどない。香織さんも香織さんで、助けられたはいいが微塵も改心してない。結局何も救われてない。
だから後味が悪い。そもそも、香織さんの正体は一体何やったん?っていう。
伏線回収
いまいちストーリーの流れが分かってないんですが、Amazonのレビューを読んで思い出した。

何故、天理が出てきたんだろうと思ってたら、「10年前からずっと好きだった」的な伏線があったのか。それがこの25巻で完全に回収された模様。ただ天理の中にはディアナという天使がいて(画像左上)、コイツは一体どうなったんだっけか。
シルフィの姉登場
あとシルフィに姉がいるというウワサがあったようですが、この25巻で初登場?

名前は『リミュエル』と呼ぶそう。ただし、血のつながりはない模様。会った瞬間、いきなり殺されそうになるシルフィ。

それ繋がりで、主人公・桂木桂馬と血がつながってたら良かったなーと言った時の、表情がやや切ない。もしかしたら、何かのフラグ・伏線。
現在に戻るには?
ストーリーの流れは、桂木桂馬は10年前にタイムスリップしてるので、現在に帰りたい。そのためには、かつて助けた女の子たちに呼び戻してもらわなければいけない。

ただリューネというアクマに見つかってしまう…というところで次巻。キャラが多すぎて誰が誰か分からんのは秘密。
神のみぞ知るセカイ25巻の総合評価
ラストまで想定してストーリーを作れるのは「構成力」があるという裏返し。だから、『引き伸ばし』という批判は多分当たらない。ただ香織さん編はムダに長かったくせに、達成感・成就感は何一つとしてなかった。
あと流れも分かりづらい。序盤で倒した敵をバックアップするために、過去に遡って主人公が裏で手助けする。普通であれば、現在の敵が強すぎるから、過去に遡って弱い内に倒す。そんな流れ。だから未だに腑に落ちないし、感情移入もしづらい。
天理も重要キャラだったようですが、あまり特別感を感じさせなかった。脇役キャラの一人としか思ってなかった。主人公のキャラ性も影響してたのか、もう少し描きようがあったかも。
序盤の展開はシンプルだった気はするが、結果を通して見ると、色んなモンがゴチャゴチャしてたなーと。もっと整理されて洗練されれば、もう少しおもろくなったかも知れない。
ちなみに現在のドクロウは、↓の表紙の女キャラ。

◆Amazon.co.jp: 神のみぞ知るセカイ (少年サンデーコミックス)
◯82点!!!!
◯展開★3.5◯テンポ★3.5
◯キャラ★3.5◯画力★3.5