進撃!!巨人中学校 3巻 ネタバレ感想| だってボクはママの手料理しか食べられない!
- 04/03/2014 08:00
『進撃!!巨人中学校』3巻のネタバレ感想。いわゆる進撃の巨人のスピンオフマンガ。本編に登場するキャラが、いっぱい登場。同じく別冊少年マガジンで連載中。最新4巻が4月9日に発売されるのでレビューしてみた。『進撃の巨人』本編の1巻のレビューはコチラ。
調査団2年生3年生組は、何故か昆虫採集へGO。巨人ラブの変態ハンジや、影の薄いミケなどが登場。
ただハンジがめっちゃ切ない。
「採集道具を捻出するために、一週間塩と砂糖しか口にしてなくて死にそうなんだ」と、菩薩のような笑顔。悲惨さが伝わってこないから、逆に突き抜けすぎてて不気味。
そこから昆虫のクダリがどっか行ってしまって、何故か「料理を食う」展開が始まる。ナナバとゲルガーというモブキャラが、やたら料理を食べさせようとしてくる。
「私の胃は、うな丼を一杯食べた程度では満足しないみたいなんだ」と同じくハンジ。いやいや、そんな深刻そうに言うこと?さっきのセリフを聞いてたら、全部の料理をハンジに上げざるを得ない。
モブキャラたちの動機は、ミケ。何故か、ミケは自分たちが作った料理を食ってくれない。その腹いせ。ただミケにもしっかりした理由があった。
それが「他人が素手で作ったものはどうしてもダメなんだ!」。とにかく自分の親以外が作った料理以外は食べられない人間だった。何となく理解できなくはない。もっと言えば、母親はオッケーだけど、父親はダメ、みたいなこともある。
ただ、そんな深刻に言うことか?っていう。
でもミケは頑張ってモブキャラたちの、お手製オニギリを頑張って食べる。
その光景が、ちょっとした地獄絵図。過呼吸痙攣当たり前。
さっきの発言は訂正。深刻に言うに、十分値することでした。深くお詫びしたいと思いますm(_ _)m
他には、アニが好きなベルトルトの話。
ずっとアニのことをチラチラ見てしまうベルトルト。それをユミルに見られる。そこで強引に夏祭りにアニを誘えと強要。ユミルが捨てゼリフ的に放った「健闘を祈るぜ、チラトルさん」は笑った。
そしてライナーに至っては、「早く言えよ、このませトルトめ!!」。二人は親友だからこそ、ヒドいアダ名(笑)
何やかんや夏祭りであります。ベルトルトの本編さながらの優柔不断さが笑えた話。
調査兵団の団長・エルヴィンも登場。このスピンオフ作品では、調査団の顧問。学校の教師という立場上、普段は巨人たちに優しく、媚びへつらってる。
ただ学校が休みの日曜日、主人公・エレンが巨人たちにイジメられる。それを見て、「私を縛るものは何もない」と天使のような笑顔を浮かべて、巨人たちをボコボコ。普通に自分の何倍も大きい相手を、軽くスンと投げ飛ばしたりする。
他の生徒達が加勢しに来た時には、巨人は全滅。気絶してるエレンを見て、仕方なくボコボコしたんだと思ったものの、エルヴィンは軽く否定。
<「いや、私がやりたいからやった」
「巨人どもは一匹残らず駆逐されるべきだと思ってる」と恐怖の一言。他の生徒達は思わずポカーン。見た目は温厚そうに見えても、実はガチガチのタカ派だったりしますよね。それを地で行くようなエルヴィン(笑)
この3巻も比較的オモロかったと思います。本編のキャラの特性をしっかり捉えられてて、それをちゃんと笑いに昇華できてる。おそらく本編の進撃の巨人を読んでなくても、それなりに笑える。だから進撃の巨人自体を読んでたら、なおさら笑える確率は高まる。
本編は絵柄にクセがありすぎるが、この『進撃!!巨人中学校』は絵柄が可愛らしいので、最初で読者を選ぶことはない。幅広い層に読まれると思う。少なくとも、新刊で購入しても損はしないはず。
わたしく管理人のドルジ露瓶尊は「バズマン」という漫画ブログも絶賛運営してるんですが、そこでやっぱ進撃の巨人って面白すぎるやん?【感想レビューまとめ】も書いたのでおヒマならチェックしてみてください。割りと長文なので注意。
昆虫採集
調査団2年生3年生組は、何故か昆虫採集へGO。巨人ラブの変態ハンジや、影の薄いミケなどが登場。
ただハンジがめっちゃ切ない。

「採集道具を捻出するために、一週間塩と砂糖しか口にしてなくて死にそうなんだ」と、菩薩のような笑顔。悲惨さが伝わってこないから、逆に突き抜けすぎてて不気味。
そこから昆虫のクダリがどっか行ってしまって、何故か「料理を食う」展開が始まる。ナナバとゲルガーというモブキャラが、やたら料理を食べさせようとしてくる。

「私の胃は、うな丼を一杯食べた程度では満足しないみたいなんだ」と同じくハンジ。いやいや、そんな深刻そうに言うこと?さっきのセリフを聞いてたら、全部の料理をハンジに上げざるを得ない。
モブキャラたちの動機は、ミケ。何故か、ミケは自分たちが作った料理を食ってくれない。その腹いせ。ただミケにもしっかりした理由があった。

それが「他人が素手で作ったものはどうしてもダメなんだ!」。とにかく自分の親以外が作った料理以外は食べられない人間だった。何となく理解できなくはない。もっと言えば、母親はオッケーだけど、父親はダメ、みたいなこともある。
ただ、そんな深刻に言うことか?っていう。
でもミケは頑張ってモブキャラたちの、お手製オニギリを頑張って食べる。

その光景が、ちょっとした地獄絵図。過呼吸痙攣当たり前。
さっきの発言は訂正。深刻に言うに、十分値することでした。深くお詫びしたいと思いますm(_ _)m
夏祭り
他には、アニが好きなベルトルトの話。
ずっとアニのことをチラチラ見てしまうベルトルト。それをユミルに見られる。そこで強引に夏祭りにアニを誘えと強要。ユミルが捨てゼリフ的に放った「健闘を祈るぜ、チラトルさん」は笑った。

そしてライナーに至っては、「早く言えよ、このませトルトめ!!」。二人は親友だからこそ、ヒドいアダ名(笑)
何やかんや夏祭りであります。ベルトルトの本編さながらの優柔不断さが笑えた話。
めっちゃ強いエルヴィン
調査兵団の団長・エルヴィンも登場。このスピンオフ作品では、調査団の顧問。学校の教師という立場上、普段は巨人たちに優しく、媚びへつらってる。
ただ学校が休みの日曜日、主人公・エレンが巨人たちにイジメられる。それを見て、「私を縛るものは何もない」と天使のような笑顔を浮かべて、巨人たちをボコボコ。普通に自分の何倍も大きい相手を、軽くスンと投げ飛ばしたりする。
他の生徒達が加勢しに来た時には、巨人は全滅。気絶してるエレンを見て、仕方なくボコボコしたんだと思ったものの、エルヴィンは軽く否定。

<「いや、私がやりたいからやった」
「巨人どもは一匹残らず駆逐されるべきだと思ってる」と恐怖の一言。他の生徒達は思わずポカーン。見た目は温厚そうに見えても、実はガチガチのタカ派だったりしますよね。それを地で行くようなエルヴィン(笑)
進撃!!巨人中学校3巻の総合評価
この3巻も比較的オモロかったと思います。本編のキャラの特性をしっかり捉えられてて、それをちゃんと笑いに昇華できてる。おそらく本編の進撃の巨人を読んでなくても、それなりに笑える。だから進撃の巨人自体を読んでたら、なおさら笑える確率は高まる。
本編は絵柄にクセがありすぎるが、この『進撃!!巨人中学校』は絵柄が可愛らしいので、最初で読者を選ぶことはない。幅広い層に読まれると思う。少なくとも、新刊で購入しても損はしないはず。
わたしく管理人のドルジ露瓶尊は「バズマン」という漫画ブログも絶賛運営してるんですが、そこでやっぱ進撃の巨人って面白すぎるやん?【感想レビューまとめ】も書いたのでおヒマならチェックしてみてください。割りと長文なので注意。