バキ外伝 拳刃 ネタバレ感想レビュー| 愚地独歩の非日常すぎる日常
- 08/07/2014 19:30
『バキ外伝-拳刃-』のネタバレ感想をレビュー。月刊チャンピオンREDで掲載されてた格闘漫画。タイトルから察することができますが、いわゆるバキシリーズのスピンオフ。主役は、あの愚地独歩。
ちなみに『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』など過去作品は既にレビュー済み。
最新作の『刃牙道』のどこが面白いかも考察済み。
範馬刃牙の祖父(範馬勇次郎のパパ)である、範馬勇一郎も登場。だから50年以上前の、相当古い話。
そこで範馬勇一郎は、プロレス王の力剛山と世紀の一戦を果たす。ただ範馬勇一郎はお金をもらって、敢えてボコボコにされて負ける。刃牙や勇次郎と違って、打算的っちゃ打算的。それだけ貧困に喘いでてたってことなんだろうか。
その無様な試合を見てた、愚地独歩が怒りに震える。そして仇討ちと称して例の徳川が所有する格闘技場で、力剛山をボコボコ。その結果を新聞に公表させることで、範馬勇一郎の名誉を少なからず守った。実際は力剛山はそんなに強くねーんだぜっていう。
そして範馬勇一郎が、その新聞を読んでつぶやく。
「嬉しいものだなァ ”ホントは強ェえ”ってことがバレちまうって…」
なかなかシビれるセリフ。全体的にオシャレな感じに終わってて、格闘漫画好きの男には是非読んで欲しいって感じ。しかし刃牙や勇次郎と違って、なんだか穏やかな性格のお爺ちゃん。
てか、バキの祖父(範馬勇次郎の父)と同じぐらいの歳って、愚地独歩いくつやねん!下手すると70歳80歳近いじゃなかろうか(笑)
全編を通して、愚地独歩が圧倒的な強さを見せる。ただ結構危ないケースもあって、その最たる相手が佐部京一郎。
日本刀の使い手。拳銃を持った相手でも勝利してて、既に何人もの命を殺めてる。体幹がガッシリ安定してて、腕だけブインと振れてる描写が良い。
佐部の表情もヤバイ。まさに範馬勇次郎の背中に刻まれてる「オーガ」そのもの。愚地独歩も今の表情の方が格段にステキと強がるも、顔には冷や汗。
とりあえず命からがら佐部に勝利する愚地独歩だったが、
思わず「あぶ…」と冷や汗ダラダラ。こんな表情は本編のバキでも見たことがないかも(笑)
『バキ外伝 拳刃』のネタバレ感想をまとめると、「一話1対戦」という展開だからすごく読みやすい。その一話一話のオチもまとまってて、消化不良感はなく読後感はグッド。良くも悪くも内容がぶっ飛んでて、バキシリーズ愛読者は是非読んでてて損はしない。
対戦相手も個性的なキャラが多く、他にも全盲の繰神怜一というキャラが登場する。
ただ佐部京一郎以上に、ボロ負けする愚地独歩。結果的には勝利を収める愚地独歩なんですが、この勝ち方がいかにも『刃牙的』な勝ち方。思わず「ウソやーん!」と叫びたくなるはず。iPS細胞やらSTAP細胞やら凌駕しちゃう(笑)
でもこのオチがグロテスクで狂気的。やや後味が悪いと言えば悪いので、最終的な評価は少し分かれそうかも。
ちなみに『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』など過去作品は既にレビュー済み。
最新作の『刃牙道』のどこが面白いかも考察済み。
範馬勇一郎との隠されたストーリー
範馬刃牙の祖父(範馬勇次郎のパパ)である、範馬勇一郎も登場。だから50年以上前の、相当古い話。
そこで範馬勇一郎は、プロレス王の力剛山と世紀の一戦を果たす。ただ範馬勇一郎はお金をもらって、敢えてボコボコにされて負ける。刃牙や勇次郎と違って、打算的っちゃ打算的。それだけ貧困に喘いでてたってことなんだろうか。
その無様な試合を見てた、愚地独歩が怒りに震える。そして仇討ちと称して例の徳川が所有する格闘技場で、力剛山をボコボコ。その結果を新聞に公表させることで、範馬勇一郎の名誉を少なからず守った。実際は力剛山はそんなに強くねーんだぜっていう。
そして範馬勇一郎が、その新聞を読んでつぶやく。

「嬉しいものだなァ ”ホントは強ェえ”ってことがバレちまうって…」
なかなかシビれるセリフ。全体的にオシャレな感じに終わってて、格闘漫画好きの男には是非読んで欲しいって感じ。しかし刃牙や勇次郎と違って、なんだか穏やかな性格のお爺ちゃん。
てか、バキの祖父(範馬勇次郎の父)と同じぐらいの歳って、愚地独歩いくつやねん!下手すると70歳80歳近いじゃなかろうか(笑)
空手VS日本刀
全編を通して、愚地独歩が圧倒的な強さを見せる。ただ結構危ないケースもあって、その最たる相手が佐部京一郎。

日本刀の使い手。拳銃を持った相手でも勝利してて、既に何人もの命を殺めてる。体幹がガッシリ安定してて、腕だけブインと振れてる描写が良い。

佐部の表情もヤバイ。まさに範馬勇次郎の背中に刻まれてる「オーガ」そのもの。愚地独歩も今の表情の方が格段にステキと強がるも、顔には冷や汗。
とりあえず命からがら佐部に勝利する愚地独歩だったが、

思わず「あぶ…」と冷や汗ダラダラ。こんな表情は本編のバキでも見たことがないかも(笑)
総合評価 評判 口コミ
『バキ外伝 拳刃』のネタバレ感想をまとめると、「一話1対戦」という展開だからすごく読みやすい。その一話一話のオチもまとまってて、消化不良感はなく読後感はグッド。良くも悪くも内容がぶっ飛んでて、バキシリーズ愛読者は是非読んでてて損はしない。
対戦相手も個性的なキャラが多く、他にも全盲の繰神怜一というキャラが登場する。

ただ佐部京一郎以上に、ボロ負けする愚地独歩。結果的には勝利を収める愚地独歩なんですが、この勝ち方がいかにも『刃牙的』な勝ち方。思わず「ウソやーん!」と叫びたくなるはず。iPS細胞やらSTAP細胞やら凌駕しちゃう(笑)
でもこのオチがグロテスクで狂気的。やや後味が悪いと言えば悪いので、最終的な評価は少し分かれそうかも。