暗殺教室 11巻 ネタバレ感想| 殺センセーがまさかの体罰!?
- 10/07/2014 22:22
『暗殺教室』最新11巻のレビュー。少年ジャンプで連載中の学園漫画。作者は松井優征。今月3日に発売されたので記事化。10巻以前もレビューしてるので、まだ閲覧してない方は一度検索してみてださい。
生徒たちが調子に乗って老人を怪我させる。力に溺れて、弱い者の立場を忘れたE組たちに激怒な殺センセー。
思わず、黒光り状態で生徒たちを体罰。ただ弱い者の立場を…って言ってんだから、あんま説得力には欠ける。そもそも地球を滅ぼそうとしてる奴が、何言うてんねんって話ですが。
そして、その後、怪我をさせた保育園を経営してる老人・松方を手伝うクダリがある。ただその結果、勉強する時間がなく、秋の中間テストは惨敗するE組。一応勉強より大事なことがあるということを伝えたい?
また、そこでもカルマの成長っぷりを描くのを忘れず。いちいち作者松井優征は、そつがない。
漫画の中では、10月設定。まさにちょうど今。次の12巻は12月頃に発売されるはずだから、次の期末テストでちょうどタイミングよくリベンジという流れ。
ただ逆に考えると、暗殺教室の寿命も短そう。少なくとも、来年のいずれかには終わってるはず。どういうオチを持ってくるか、今から楽しみ。でもナルトも連載終了するし、少年ジャンプとしては痛いところ。
モブ生徒の木村正義というキャラが登場。こいつの下の名前が、正義と書いて「ジャスティス」。それについての、色んな悩みや不満に関するネタ。
少年ジャンプをレビューしてた時にも書いたけど、なかなか心打つセリフ「名前は人を造らない」。
ただ漫画家にこそ、これを言いたい。「名前はキャラクターを作らない」と。同じ少年ジャンプの漫画でも、やたらこだわった名前のキャラがいますが、普通の名前でいいですやん…と何度思ったか。
ちなみにコミック冒頭のキャラクター紹介では、しっかり「まさよし」。え?どっちなん?
この11巻の一番の見どころは、運動会。「E組 VS A組」の再来。だからこそ中間テストでの対決を避けたんだと思う。
浅野学長の息子が、まさかの外人部隊を投入。え?中学生の運動会にこんなん連れて来ていいの?と思ったんですが、コイツラの年齢がまさかの同じ中学生設定。一番右のヤツ、バリバリ髭生えてるし。
ただ絵の解説付きで、展開の流れは比較的分かりやすい。
オチの棒倒しも派手で良かった。コマ割りも工夫されてて、迫力たっぷり。
ちなみにこの結果、E組が勝利して美酒に酔った生徒が、冒頭の事件を起こす。つまり浅野率いるA組は敗北。でもそれを見た浅野パパこと浅野学長が激ギレ。
『脳噛ネウロ』を彷彿とさせるような、キモキモデフォルメ。きっとそろそろ作者の松井優征も、優等生漫画を描くのが飽きてきたんでしょうか。
そういえばこの運動会のクダリで、まさかのアンパンマンが登場。原と呼ばれる女子生徒がパン食い競争で、まさかの実力を発揮。
「パンは飲み物よ!」
いや、カレー的なノリで言われても。水分取られまくりで、絶対パンって喉に引っ掛かるやろ。どんだけ口の中唾液でドロドロやねん、コイツ。
相変わらず、起承転結が上手くて、ストーリーのまとめ方がキレイ。基本的にそつがなさすぎるので、逆に面白味には欠けるかも…って毎回言ってるような気がしますが。
本当、小中学生の読者向けに絞って描かれてるので、どこかがダメってことではないが「物足りなさ」みたいなんは残る。もし暗殺教室の連載が終わったら、作者の松井優征にはもう少し大人向けの青年コミックを描いて欲しいとつくづく願う。
◯85点!!!!
◯展開★4◯テンポ★4.5
◯キャラ★3.5◯画力★4
◯まとめ買い★4.5
殺センセーが思わず体罰
生徒たちが調子に乗って老人を怪我させる。力に溺れて、弱い者の立場を忘れたE組たちに激怒な殺センセー。

思わず、黒光り状態で生徒たちを体罰。ただ弱い者の立場を…って言ってんだから、あんま説得力には欠ける。そもそも地球を滅ぼそうとしてる奴が、何言うてんねんって話ですが。
期限まで残り5ヶ月
そして、その後、怪我をさせた保育園を経営してる老人・松方を手伝うクダリがある。ただその結果、勉強する時間がなく、秋の中間テストは惨敗するE組。一応勉強より大事なことがあるということを伝えたい?
また、そこでもカルマの成長っぷりを描くのを忘れず。いちいち作者松井優征は、そつがない。
漫画の中では、10月設定。まさにちょうど今。次の12巻は12月頃に発売されるはずだから、次の期末テストでちょうどタイミングよくリベンジという流れ。
ただ逆に考えると、暗殺教室の寿命も短そう。少なくとも、来年のいずれかには終わってるはず。どういうオチを持ってくるか、今から楽しみ。でもナルトも連載終了するし、少年ジャンプとしては痛いところ。
DQNネーム
モブ生徒の木村正義というキャラが登場。こいつの下の名前が、正義と書いて「ジャスティス」。それについての、色んな悩みや不満に関するネタ。

少年ジャンプをレビューしてた時にも書いたけど、なかなか心打つセリフ「名前は人を造らない」。
ただ漫画家にこそ、これを言いたい。「名前はキャラクターを作らない」と。同じ少年ジャンプの漫画でも、やたらこだわった名前のキャラがいますが、普通の名前でいいですやん…と何度思ったか。
ちなみにコミック冒頭のキャラクター紹介では、しっかり「まさよし」。え?どっちなん?
運動会
この11巻の一番の見どころは、運動会。「E組 VS A組」の再来。だからこそ中間テストでの対決を避けたんだと思う。

浅野学長の息子が、まさかの外人部隊を投入。え?中学生の運動会にこんなん連れて来ていいの?と思ったんですが、コイツラの年齢がまさかの同じ中学生設定。一番右のヤツ、バリバリ髭生えてるし。

ただ絵の解説付きで、展開の流れは比較的分かりやすい。

オチの棒倒しも派手で良かった。コマ割りも工夫されてて、迫力たっぷり。
ちなみにこの結果、E組が勝利して美酒に酔った生徒が、冒頭の事件を起こす。つまり浅野率いるA組は敗北。でもそれを見た浅野パパこと浅野学長が激ギレ。

『脳噛ネウロ』を彷彿とさせるような、キモキモデフォルメ。きっとそろそろ作者の松井優征も、優等生漫画を描くのが飽きてきたんでしょうか。
そういえばこの運動会のクダリで、まさかのアンパンマンが登場。原と呼ばれる女子生徒がパン食い競争で、まさかの実力を発揮。

「パンは飲み物よ!」
いや、カレー的なノリで言われても。水分取られまくりで、絶対パンって喉に引っ掛かるやろ。どんだけ口の中唾液でドロドロやねん、コイツ。
暗殺教室11巻の総合評価
相変わらず、起承転結が上手くて、ストーリーのまとめ方がキレイ。基本的にそつがなさすぎるので、逆に面白味には欠けるかも…って毎回言ってるような気がしますが。
本当、小中学生の読者向けに絞って描かれてるので、どこかがダメってことではないが「物足りなさ」みたいなんは残る。もし暗殺教室の連載が終わったら、作者の松井優征にはもう少し大人向けの青年コミックを描いて欲しいとつくづく願う。
◯85点!!!!
◯展開★4◯テンポ★4.5
◯キャラ★3.5◯画力★4
◯まとめ買い★4.5