漫画家が選挙の投票アピールして何か意味や効果があるか?
- 12/13/2014 23:59
明日は第47回衆議院総選挙の投票日。そこで色んな漫画家が投票を呼びかける著作権フリーのイラストを公開してるらしい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141212-00000112-san-pol
ちはやふるの末次由紀や、テルマエ・ロマエのヤマザキマリなど。
ただ意味ねー試みなんだろうなー、としか思わない。
結局、「投票する政党が分からない」から投票に行かない。そんな有権者に漠然と誘ってみたところで、誰が投票に行きたいと思うんだよ。
だから、ちゃんと漫画家はどこの政党に投票するか、また投票したかを言えよって思う。「少年チャンピオンを読もう」と誘っても、誰もそれには乗ってこない。具体的に何のタイトルが面白いとまで言って、そこで初めて人は読もうかなと思う。
この政党に投票したらどんなメリットがあるのか、それを言わないと意味がない。今回のよう具体性が全く伴ってない提案や要求は何の訴求力もない。
選挙ってどこの政党に投票するかが一番肝要で、また一番面白い部分でもある。結局誰が勝って、負けて、が選挙の醍醐味。
その一番面白い部分をボヤかして、おめおめ逃げてしまう。愚策もいいところ。それを権利だの義務だの上っ面だけの、堅苦しくて粗末な言葉だけを並べたところで、一体誰の心に響くんだろうか。
漫画家自身の本気の「心の声」がそこにはない。誰を当選させて、誰に落選して欲しいか。そこを聞いて投票する予定がない有権者は、「お、どうしよっかな?」と考える。
例えばドラゴンボールの鳥山明が「自民党に投票してね」と言えば、自民党に投票するため足を運ぶ有権者がいるかも知れない。またワンピースの尾田栄一郎が「民主党に投票してね」と言えば、民主党に投票するため足を運ぶ有権者がいるかも知れない。また共産党や社民党を支持してる漫画家もいるかも知れない。
中立ぶってるのが一番人間としてつくづくつまらない。
今後の漫画家人生を考えて政治的な色眼鏡で見られたくないから黙ってるんでしょうが、だったら最初からしゃしゃり出てきてんじゃねーよ。ラブひなの赤松健や、夜回り先生を見習えと言いたい。
選挙なんて、まさに政治色の固まり。そこを逃げて、「私は社会人として当然の関心を持ってます(キリッ」じゃねーよ。こういう試みはタレントもよくやりがちですが、実にしょうもないアピール。少年ジャンプだったら3週で打ち切りレベルのおもんなさ。
選挙はもっとドロドロしてて打算で動いて、蹴落とし合いの戦争。それを何爽やかに「そうだ京都へ行こう」的なノリで言ってくれてるんだと。非実在少年どーたらが一時期問題になったが、漫画家ならではの政治や選挙に対するアプローチの仕方は絶対あるはず。
あと政党や候補者を避けてる裏には、「自分は影響力がある人間だから、政治家の当落線を左右させちゃうんじゃないか」という勘違いや奢りが透けて見える。でも、そんな漫画家自身にそんな影響力ないんだよなーと。金田一の作者然り、弘兼憲史然り。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141212-00000112-san-pol
ちはやふるの末次由紀や、テルマエ・ロマエのヤマザキマリなど。
ただ意味ねー試みなんだろうなー、としか思わない。
政党名(メリット)を言え!
結局、「投票する政党が分からない」から投票に行かない。そんな有権者に漠然と誘ってみたところで、誰が投票に行きたいと思うんだよ。
だから、ちゃんと漫画家はどこの政党に投票するか、また投票したかを言えよって思う。「少年チャンピオンを読もう」と誘っても、誰もそれには乗ってこない。具体的に何のタイトルが面白いとまで言って、そこで初めて人は読もうかなと思う。
この政党に投票したらどんなメリットがあるのか、それを言わないと意味がない。今回のよう具体性が全く伴ってない提案や要求は何の訴求力もない。
選挙の醍醐味は勝ち負け
選挙ってどこの政党に投票するかが一番肝要で、また一番面白い部分でもある。結局誰が勝って、負けて、が選挙の醍醐味。
その一番面白い部分をボヤかして、おめおめ逃げてしまう。愚策もいいところ。それを権利だの義務だの上っ面だけの、堅苦しくて粗末な言葉だけを並べたところで、一体誰の心に響くんだろうか。
漫画家自身の本気の「心の声」がそこにはない。誰を当選させて、誰に落選して欲しいか。そこを聞いて投票する予定がない有権者は、「お、どうしよっかな?」と考える。
例えばドラゴンボールの鳥山明が「自民党に投票してね」と言えば、自民党に投票するため足を運ぶ有権者がいるかも知れない。またワンピースの尾田栄一郎が「民主党に投票してね」と言えば、民主党に投票するため足を運ぶ有権者がいるかも知れない。また共産党や社民党を支持してる漫画家もいるかも知れない。
選挙は政治そのもの
中立ぶってるのが一番人間としてつくづくつまらない。
今後の漫画家人生を考えて政治的な色眼鏡で見られたくないから黙ってるんでしょうが、だったら最初からしゃしゃり出てきてんじゃねーよ。ラブひなの赤松健や、夜回り先生を見習えと言いたい。
選挙なんて、まさに政治色の固まり。そこを逃げて、「私は社会人として当然の関心を持ってます(キリッ」じゃねーよ。こういう試みはタレントもよくやりがちですが、実にしょうもないアピール。少年ジャンプだったら3週で打ち切りレベルのおもんなさ。
選挙はもっとドロドロしてて打算で動いて、蹴落とし合いの戦争。それを何爽やかに「そうだ京都へ行こう」的なノリで言ってくれてるんだと。非実在少年どーたらが一時期問題になったが、漫画家ならではの政治や選挙に対するアプローチの仕方は絶対あるはず。
あと政党や候補者を避けてる裏には、「自分は影響力がある人間だから、政治家の当落線を左右させちゃうんじゃないか」という勘違いや奢りが透けて見える。でも、そんな漫画家自身にそんな影響力ないんだよなーと。金田一の作者然り、弘兼憲史然り。